JJ1UBA_nisiの手作りブログ

オーディオアンプ、スピーカ、マイコンを中心に色々なものを手作りしています。
2019年からアマチュア無線も始めました。

Voyage MPD インストールメモ

2013-07-07 15:00:33 | パソコン
Voyage MPD紹介:

Voyage MPDとは、PCオーディオで高音質を得るためのチューニングが施された音楽再生に特化したLinuxのエディションです。
OSが超軽く作られており、かなり昔なPCでもオーディオ再生を高音質で行うことが出来ます。
アンプへの出力は、先般作成したDACを使用しています。

Voyage MPDは、Voyage Linuxサイトからダウンロードできます。



インストールメモ:

使用PC:COMPAQ社全盛時代の古いノートPC
    メモリ:765MB
    HDD:38GB
VOyage MPD: voyage-mpd-0.9.1.tar.bz2 [2013-06-20]

このPCに過去、何回かVoyage MPDをインストール使用としたのだが、インストールすることが出来ずに諦めかけていたのだが、今回インストールすることが出来たので、注意点を残します。最近のPCでは、このメモは必要ないと思います。

インストールNG状況:
インストール手順は、余ったノート PC に Voyage MPD を入れてみるを参考にさせていただきました。
 1.インストールCDを作成しCDからブート ・・・ OK
 2.ブートメニューから「Voyage MPD」を選択
 3.Voyageのインストールが進行するが、途中から画面に縦棒が表示される。 ・・・ 回避策1
  (しばらくCDにアクセスがありインストールが進行している様子)
 4.回避策1を実行後、インストールCDからの起動が成功 …OK
 5.インストールの初期段階で、distribution directoryを/tmp/rootにマウントするのだが、distribution directoryが無い ・・・ 回避策2
  (Ver0.9.1からディレクトリが変更になった模様)
 6.後は、「余ったノート PC に Voyage MPD を入れてみる」ページの手順書どうりにインストール ・・・ 注意事項



回避策1:

インストールCDのブートメニューから「Voyage MPD(failsafe)」を選択する



回避策2:

 次のコマンドを実行し、filesystem.squashfsファイルを探す
  find / -name filesystem.squashfs
コマンド実行結果で表示されたfilesystem.squashfsをmountのパラメータに使用する



注意事項:

このPCでは、フレームバッファを使用したコンソール表示が正常に動作しないので、インストールが終了し再起動を行う前に次の設定をおこなう。
「/boot/grub/menu.lst」ファイルの内容を修正:
 修正前:kernel /vmlinuz root=LABEL=VOYAGE_FS
 修正後:kernel /vmlinuz root=LABEL=VOYAGE_FS nomodeset vga=785

785は、画面表示が64K色 640x480になります。
 


追記:

Voyage MPDでインターネットラジオが聞けます。
設定方法:
 #remountrw
 #apt-get install libmms-dev
 #vi /var/lib/mpd/playlists/Radio.m3u

Raio.m3u1例:

#OTTAVA live
mms://ottava-live.stream.ne.jp/otvlv64/ /OTTAVA live
#NHK-FM
mms://a52.l12993346051.c129933.g.lm.akamaistream.net/D/52/129933/v0001/reflector:46051
#1.FM - OTTO's OPERA HOUSE RADIO
http://205.164.35.41:80/ /OTTO's OPERA HOUSE RADIO
#Mostly Classical - SKY.FM
http://stream-120.shoutcast.com:80/classical_skyfm_mp3_96kbps
#Swiss Internet Radio
http://82.197.167.137:80/ /Swiss Internet Radio
#Adagio.FM
http://91.121.140.11:9000/ /Adagio_FM




 

ubuntu stadio にハマル

2012-01-11 19:02:23 | パソコン

2012年最初の更新です。
写真は、正月用の寄植えです。
自宅庭に生えていた、南天、萬両、龍のヒゲで作成してみました。

6N6Pシングルアンプの作成以降は、波動スピーカ作成に注力していました。
波動スピーカを3本作成し大成功です。このスピーカからでる重低音と、
まるでコンサートホールで聞いているような音の広がり。。。
今回の本題と組み合わせると、感動ものです。
別途、作成方法やF特を掲載します。
波動スピーカが気になる方は、次のURLを参照してください。
重低音再生のため、若干工夫をしています
来週辺りには公開したいな!

http://www-prius.at.webry.info/201008/article_12.html
このURLのコメント欄に、このブログも紹介されていた




本題:

 以前より、知人からパソコンOS:Linux+DAC+真空管アンプの組合せで
音楽再生を行うと、Windows系OSに比べ非常に良い音で音楽を楽しめる。
と聞いていました。

 単身赴任先のノートPCにWindowsXPとubuntu(Linux)をインストールして
おいたのですが、ubuntuのVer.10.XXまでは、操作しにくかったので、あまり
使用していませんでした。
 12月に入り、久しぶりにubunntuを起動してみるとオートアップデートが
実行され、再起動後のログイン実行時に音が出るようになり、その音質にビックリ
感激!!!
 操作性もかなり良くなっていました。ブラウザもChromeを簡単にインストール
することが出来ました。当然ブックマークはオンライン同期が可能なので、
WindowsXPのChromeと同期が出来ます。

 同期済みブックマークからクラシック音楽専門のインタネットラジオ「OTTAVA」
を開いてみました。今までとハード構成は、同じなのに出てくる音楽の質が全然
違う!。高級オーディオ機器に乗り換え多様な錯覚に陥った。もう、WindowsXP
に戻れない。

 色々とインターネットを調べていくと、Ubuntuの派生に、音楽に特化した
ディストリビューション「ubuntu stadio」なるものが存在することが判明!
早速インストールしたが、現在のところ2点不具合が発生し、解決したのでメモを
のこす。




不具合1:ブラウザからOTTAVAに接続しても、音楽が配信されない。
     同様に湘南ビーチFMからも、音楽が配信されない。

google先生に相談したところ、VLCメディアプレーヤをインストールしていると
音楽配信が出来ないらしい。

改善方法1ー1:
 Chrome設定からプラグインでVLCメディア関連の設定を外す。
方法は、ChromeのURL欄に”chrome://plugins/”を入力し、プラグイン設定を
開き、次の2項目を”無効”に設定
  VLC Multimedia Plug-in
  VLC Multimedia Plugin (compatible Totem 3.0.1)

不具合1ー1:
 ubuntu11.10 Remixでは、改善方法1ー1で音楽配信できるが、Ubuntu stadio
では、音楽配信されない。

改善方法1ー2:
 google先生に教えを乞い、ようやく判明したのは、次のパッケージをインストール
すること
  GStreamer Ugly Plug-ins
 インストール方法は、synapticパッケージマネージャから”gstreamer ugly”を
検索し、"gstrremer0.10-plug-ins-ugly"をインストールすれば、音楽配信が可能と
なりました。
 GStreamer Ugly Plug-insの位置づけは、
”本パッケージには、「厄介な」セット(良質ながらライセンスで配布時に問題の
起 こる可能性があるプラグイン一式) のGStreamerプラグインが含まれます。”
このため、Ubuntu stadioでは、標準でインストールされない様です。

これにつて、google先生は、なかなか教えてくれなくて、苦労しました。

参考URL:
 http://gstreamer.freedesktop.org/modules/gst-plugins-ugly.html




不具合2:Chromeで日本語ページが表示されない。
     (一部表示される場合もある)

改善方法2:
 これについては、google先生が改善方法を教えて、くれたのですが。。。
 以下のChrome設定は、全て漢字がロロなので注意が必要です
 
 1.Chromeのスパナマークをクリックし、「設定(p)」を選択
 2.左側の”設定”タブの上から3行め「高度な設定」をクリック
 3.”高度な設定”の右タブ、上から10行目の右側ボタン(フォント
   カスタマイズ)をクリックする
 4.新しく表示される画面は、プルダウンは全て、フォント選択プルダウン
   なので、とりあえず全てのプルダウンで「Takaoロロロロ」を選択する。
   (Takaoロロロロ:Takaoゴシック)
   「Takaoロロロロ」が表示されない場合は、「Ubuntu」でも良かった様な?
 5.つぎは、google先生が教えてくれなかったのですが、Chromeを終了させ
   Ubuntuを再起動させる
 6.Chromeを起動すると、正しく日本語が表示されます。
   あとは、上記1~5を実行して、好みのフォントに設定すれば完了。

 追記:
  ここで言うchromeとは、Synapticパッケージマネージャに標準で登録されている
  「Chromium browser」のこと。別途「Google Chrome」をインストールすれば、
  文字化は、発生しません。

  Chromium browser:オープンソースのウェブブラウザ
  Google Chrome:ChoromiumをベースにGoogle社が派生させたウェブブラウザ
           参照:http://antarespc.com/web-browser/chromium-based.html

  Google Chromeインストール方法:
   http://www.google.co.jp/chrome/intl/ja/landing_ch.htmlからパッケージをダウンロード
   次の要領でパッケージをインストール
    sudo dpkg -i ダウンロードしたパッケージ名
   
今後、google先生がなかなか教えてくれない問題が発生したら追記します。
 
  
ノウハウ1:RhythmboxでWMAファイルフォーマットの音楽が再生またはインポートできない
 次のパッケージをインストールする
 ubuntu-restricted-extras

ノウハウ2:RhythmboxのラジオでSKY.FMを聞く
 http://http://www.sky.fm/ から聞きたい番組のリンクアドレスを調べ、次の要領で
 インターネット・ラジオのURLを設定する(下線部分を合わせる)
 例:Solo Pianoの場合
  HP上のインクアドレス
   http://www.sky.fm/play/solopiano
  Rhythmboxに設定するアドレス
   http://listen.sky.fm/public3/solopiano.pls

ノウハウ3:日本語入力でgoogle日本語入力を使用する(超快適)
 1.ターミナルエミュレータのコマンドプロンプトで次を実行
   sudo apt-get install ibus-mozc mozc-server mozc-utils-gui
 2.PCを再起動する(再起動しなくても、良い場合があるらしい)
 3.次に要領で日本語入力メソッドの設定を行う
   アプリケーションメニュ → 設定 → Keyboard Input Methode を起動(IBusプログラムを起動)
   「インプットメッソド」タブをクリック
   「インプットメソッドの選択」プルダウンから、[日本語] → [Mozc]を選択する
   [追加]を押して、MozcをAnthyより上に優先順位を上げれば完了
(動作が完了し、使い勝手に納得できたので、後でAnthyを削除した)