JJ1UBA_nisiの手作りブログ

オーディオアンプ、スピーカ、マイコンを中心に色々なものを手作りしています。
2019年からアマチュア無線も始めました。

USBオーディオ用USB電源フィルターの作成

2010-09-25 20:38:52 | オーディオ
2010/09/25

昨日は、あまり天日が良くなかったので家の中で、予てより暖めていたUSBオーディオ用USB電源フィルターを作成しました。

まず、通常のオーディオ機器構成を紹介します。
CDは、全てPCにリッピング済みです。

1.自作PC(WINAMP+AudioBurst FX)
2.DAC(PRODIGY CUBE OP:MUSE01)
3.自作コントロールアンプ
4.自作全段差動PPアンプ(真空管:PCL86)
5.このブログで紹介済みのスピーカ3セット

最近のPCオーディオ雑誌等を見ていると、DACへUSBから電源が供給されている場合に、USB電源からのノイズを如何に押えるかが話題になっています。
この対策としてよく紹介されているのが、次の例です。
1.USB-HUBで電源アダプタを使用したものをPCとDACの間にいれる。
2.USBケーブルで電源ケーブルと信号ケーブルが分離されているタイプのケーブルを使用する。
3.DACを改造しPCからの電源を供給せず、自己給電する。

当初は、上記3の自己給電を考えたのですが、よる年に勝てずDAC基盤を解析するのが辛いため断念しました。
そこで考えたのが、USBケーブルの途中にコンデンサとコイルでリップルフィルタを入れることです。
幸いコイルは、680μHと220μHのコイルが手元にありました。(秋月で60円で販売)、コンデンサは、以前のPCで使用していたPCIバス上の電源ノイズを減らす為のPCIカードからSANYOのOS-CONを抜き取りました。

回路図を紹介:
コイル、コンデンサ共に手持ちを利用したため、フィルタ性能の計算をしていないため性能は不明です。



試聴:
1.まず全体的に一皮向けたように透明度が向上し、今まで気が付かなかった小さい音も聞こえます。
2.金管楽器、弦楽器ともに高音が澄み渡り、音のヌケガ良くなりました。
3.ボーカルは、全体的に生の声に近くなしました。
4.無音部分は、より静かになりました。

完成品:


写真用の木製フレーム作成

2010-09-23 16:49:16 | 木工
子供用のスピーカ作成の空き時間(接着や塗装乾燥)時間を利用し、写真用の木製フレームを作成しました

フレームは、1×4の安い材木からジグソーで切り出しました。
1×4の安い材木は、ホームセンターで200円以内で1.8メートルものが手に入ります。
材木に節がなるべくすくない物を選びました。ただ出来上がったフレームを見ると、所々に節が有る方が味わいがあります。

フレーム作成で一番難しいのは、フレームの隅を45度に切ることです。インターネットを調べると色々な人が苦労しながら冶具を作成しています。
私も、インターネットを参考に冶具を作成しましたが、なかなか旨くいきません。最終的には、鉋で調整をしています。

フレームの飾り加工は、以前作成したトリマーテーブルにトリマーを取り付け加工しました。外側:ボーズ、内側:ギナンサジです。
写真を入れる裏面は、ストレートピットで加工しました。
トリマーテーブルを使うと、今回のような細い材料の加工が、安全に出来ます。

材料の加工が終わったところで、四隅をボンドで接着し、ハタガネでしめてボンドの乾燥を待ちます。
フレームが出来上がったところで、鉋と紙やすりを使用して、フレームの表面を整えます。

最後に、クリアラッカーを2度ほどスプレーして完成です。

本日、息子が写した写真をフレームにセットしてみました。こんな感じです。




子供用のFDBRスピーカ完成

2010-09-22 19:07:28 | オーディオ
先日(9月19日)に投稿したFOSTEX-FE83Eを使った子供用のFDBR
スピーカが完成しました。
FE83Eは、5年ほど使い込んだ物を再利用しました。


板取り後の組み立てを間違え、奥行きが設計150mmのところ、126mm
になり、外観、スピーカ内部共に正立方体で完成しました。
実際の容量は、約1リットルです。
組立てを誤ったために、漏斗(8.5cm)とスピーカマグネットが当ってしまっ
たため、漏斗の一部をカットし何とか完成しました。

試聴:
昨日から今日の午前まで視聴しました。
1、中高音は、FE83Eの特徴どうり、弦楽器、ボーカルが綺麗で高音も良く
  伸びます。
2.低音は、AUDIO BASIC 50号付録のオーディオチェックCDでパイプオ
  ルガンの低音チェックを聞くと、55Hz(ラ)までは、確実に聞こえます。
3.ボリュームを少し上げると箱鳴りが気になります。

本日のチューニング:
1.漏斗の一部をカットしたため、スピーカマグネットとのカット部分に隙間が
  生じていたので、薄いプラスッチク板で隙間を塞ぎました。
2.箱鳴りを抑えるため、スピーカボックスの背面部分に吸音材を薄く張りま
  した。

チューニング結果:
1、箱鳴りは、完全に押えられました。
2、低音ですが、サイン波だと31.5Hzまで、パイプオルガンだと、37Hz(レ)
  までは、確実に聞き取れます。32Hz(ド)は、かすかに聞き取れます。
3、主に、バッハのオルガン、ドボルザークの弦楽四重奏、新垣勉のボーカ
  ルを聞きましたが聴き疲れせず良い音です。

当初目標が、低域40Hzでしたので、今回のスピーカ作りは成功とします。

お決まりのF特:

左:正面50cmでの測定  右:漏斗直下での測定

前作の、Kura-G CUBEとF特と同様に正面での測定では、低域が出ず漏斗
直下では、低音が出ています。また、試聴するときは、低音がしっかりと聞こ
えるから不思議です。

子供用のFDBRスピーカ計画

2010-09-19 22:29:38 | オーディオ
この連休を利用し、子供用のスピーカを作り変える予定
現在のスピーカは、FOSTEX-FE83Eを使ったバスレフです。
ボーカルを聞くには、良い音ですが低音が60Hzまでしか聞こえないので、これを改善したいと思います。

設計ポリシー:
 現用のスピーカと同じサイズ
 以前購入した、直径8.5cmの漏斗を利用する
 板は、前回作成したKurag-G CUBEの残り(12mmの片面イエロー塗装済みコンパネ)
 低音は、40Hzまでは、聞こえるようにしたい

設計図:


ボックス容量は、1.3リットルと小型です、低音が40Hzまで出るか楽しみです
いよいよ、明日から製作します。