ヘッドフォンAMP作成の動機は次の2点
・就寝前にベッドでスマフォを利用して音楽を聞くのだが低音に張りが無くイマイチ
・物置を整理していたところオペアンプIC(M5223L)の100個入り袋が出てきた
(10数年前に退職した同僚の置き土産)
M5223Lは、昔のギターエフェクター等で利用されていた様だが、インターネットを検索したが実際の応用回路がヒットしないため、回路構成は、ぺるけ師匠の「OPアンプ式反転型ヘッドホンアンプ」を参考に作成した。
ぺるけ師匠の回路構成とは、OP-AMPの種類が異なり(M5223L:バイポーラ型)、FET型とバイポーラ型の設計の違いがわからず試行錯誤の結果以下に落ち着く。
・片チャネルあたりOP‐AMPを二個並列で使用
一個だと歪が酷い。色々と回路定数を変更したがNGで2個並列使用したところGood
一個のOP-AMPで並列使用してもOKだと思う(今後、実験の価値あり)
・出力抵抗は当初4.7Ωだったが、ホワイトノイズが若干あり100Ωに変更
・出力抵抗の変更に伴い、出力音量を稼ぐため帰還抵抗を640Ωから320Ωに変更
・入力コンデンサは、入力抵抗に合わせ変更
視聴結果:
・ノイズなし
・張りのある低音と艶のある中音域、綺麗な高音に満足
ヘッドフォンアンプは、このほかにUSBタイプを三台所有しているが今回作成したものがベスト
費用は、全て手持ち部品で作成したため0円