明和南鐐二朱銀 2020-12-09 00:20:00 | 古銭 江戸時代の銀貨は秤量貨幣の他に、1765年(明和2年)に初めて定位・定量の銀貨である明和五匁銀が発行されました。1772年(明和9年)には明和南鐐二朱銀が発行されましたが、南鐐とは上銀を意味しています。別名を南鐐二朱判、古南鐐とも言います。以南鐐八片換小判一両とあるのは、8枚で小判一枚と交換するという意味です。裏面には分銅図と銀座常是の文字、左上に「定」の字が後打ちされています。