1銭錫貨 2021-05-21 00:18:00 | 古銭 1944、45年(昭和19、20年)発行の1銭錫貨です。スズは軟質であり、貨幣材料としては適当ではありませんが、航空機の材料となるアルミニウムに替わる貨幣材料として、採用されました。その後、東南アジアからのスズの輸送も困難となり、新たに陶貨の試作、製造が開始されたところで終戦を迎えたため、陶貨は発行されませんでした。なお、1銭貨幣としては、錫貨が最後の発行となります。表面には菊花紋章と唐草が描かれています。
富士1銭アルミ貨 2021-05-20 07:59:00 | 古銭 1941~43年(昭和16~18年)発行の富士1銭アルミ貨です。昭和18年銘のものは、量目が0.65gのものと0.55gのものが存在します。表面には菊花紋章と富士山が描かれています。
カラス1銭アルミ貨 2021-05-19 00:01:00 | 古銭 1938~40年(昭和13~15年)発行のカラス1銭アルミ貨です。軍事物資における銅の需要が高まったため、黄銅貨からアルミニウム貨幣に変更されました。表面には菊花紋章と桐紋、裏面には八咫烏と桜が描かれています。
旭日10銭銀貨 2021-05-18 06:26:00 | 古銭 1907〜17年(明治40~大正6年)発行の旭日10銭銀貨です。表面には菊花紋章、裏面には桜と日章が描かれています。同じデザインで明治39年銘(1906年)のものは、量目改正により流通せず、鋳潰されました。
竜10銭銀貨 2021-05-17 00:01:00 | 古銭 1873~1906年(明治6~39年)発行の竜10銭銀貨です。表面には龍、裏面には菊花紋章が描かれています。1897年(明治30年)の貨幣法施行以降のものは表裏の関係が逆になっています。
一円銀貨 2021-05-15 00:11:00 | 古銭 一円銀貨は、「円銀」とも呼ばれ、1871年(明治4年)に、対外貿易用銀貨として発行されました。1914年(大正3年)まで製造され、主に台湾や中国で流通しました。大型のものと小型のものがあり、大型は直径38.6mm、小型は38.1mmです。大型は1887年(明治20年)まで、小型は1914年(大正3年)まで製造されました。また、1875~78年(明治8~11年)までは、メキシコ銀貨などと量目をあわせた貿易専用の「貿易銀」も鋳造されました。
小型50銭銀貨(鳳凰50銭銀貨) 2021-05-14 00:00:00 | 古銭 1922~38年(大正11~昭和13年)発行の小型50銭銀貨(鳳凰50銭銀貨)です。表面には菊花紋章、桐紋、鳳凰、裏面には桜、日章が描かれています。
5銭アルミ青銅貨 2021-05-13 00:10:00 | 古銭 1938~40年(昭和13~15年)発行の5銭アルミ青銅貨です。昭和13年の「臨時通貨法」施行と同時に製造が始まった貨幣で、表面には菊花紋章と桐紋、裏面には桜が描かれています。
5銭ニッケル貨 2021-05-12 00:00:00 | 古銭 1933~37年(昭和8~12年)発行の5銭ニッケル貨です。軍事物資としてのニッケルの備蓄を兼ねて発行されました。表面には菊花紋章と金鵄、裏面には勾玉と桜が描かれています。