いま多くの飲食店の現場で「人材不足」が大きな悩みになっている。
今後ますますこの流れは加速する。
この流れを乗り越えて持続的な安定成長を実現するには以下のポイントが必須と言える。
① 人材が定着する環境の整備(社員の労働時間の短縮、休日増など)
② 新卒採用を行い 戦力化できる体制を整える
③ 優秀な女性パートスタッフを積極的に社員登用し、分業化を進める
そして、人材不足の悩み . . . 本文を読む
今年3月に全国の有効求人倍率は1.45倍を記録しました。
これはバブル期並みの高水準で26年4ヶ月振りのことです。
一方、私達の外食業界の有効求人倍率は3.3倍超とさらに厳しい状況です。
そして、東京都にいたってはなんとなんと7倍超と非常に厳しい採用環境になっています。
(これは700の求人に対して100人の求職者しか存在しないということです・・・)
そんな非常に厳しい採用環境の中で様 . . . 本文を読む
連日ニュースをにぎわす「働き方改革」というキーワード。
これらは大企業にスポットが当たったテーマだけではなく、今後、中小企業や私達の外食マーケットでも必須の経営課題になってきます。
多くの外食の現場ではまだまだ長時間労働は解決されていませんが、少しずつでも改善に向けて一歩を踏み出そうとするお店や会社が増えてきています。
これら「時流」への対応力がこれからますます求められる時代になり、こ . . . 本文を読む
今年になって、特に春先あたりから外食チェーンの数字を見ていても鈍化傾向が出始めている。
低価格業態が少し元気になってきているのも景況感からなのだろう。
いずれにしても、“2020年に向かって盛り上がる”、“2020年までは大丈夫”という事ではなくなって来ているようだ。
マクロに言えば、消費税増税のインパクトがジリジリと影響しているのだろう。
下記は経産省から出ている数値である。
こ . . . 本文を読む
この1週間、2社のご支援先で自店舗での食事をする機会があった。
いずれの会社も夜業態であるため、通常のコンサルティングの際には店舗で食事をする機会はなかなか取れていなかった。
しかし久し振りにその機会があったが、
いずれのお店でも数点改善のポイントがあった。
お店の営業はなかなか100点満点になることは無いが、必要なことは絶えず100点満点を目指そうとする日々のPDCAサイクル . . . 本文を読む
私どものあるご支援先で今年2月に会社としてはじめて取組んだ新業態の店舗がオープンした。
数字的には非常に好調な滑り出しで私どもも大変嬉しく思っていたが、一方で、やはり新業態であるために立上げ当初は至らない点が多々見受けられた。
このような話はどんな会社であれ、新業態の1号店目の立上げ当初は修正修正の繰り返しであるため、仕方がない部分はもちろんある。
私個人としては「この改善がどれくらい . . . 本文を読む
この春先から景況感が怪しくなってきた印象を受ける機会が増えてきた。
ある好調な上場居酒屋チェーンでは25ヶ月連続で前年対比を超えていたが4月、5月と既存店が前年割れを記録。
私のご支援先のあるチェーンでも好調を持続していた業態が月によっては既存店が昨対を割るケースが時々起こるようになってきている。
先日ニュースに出ていたが、爆買いの象徴だったラオックスも純損益で赤字転落になったとのこと . . . 本文を読む
昨日上海から戻ると、ある会員企業様より嬉しいメールが届いておりました。
概ね決算の数字が出揃い、ほぼ確定しました。
売上が8.8億円で経常利益が0.7億円でいずれも過去最高の更新となりそうですとのこと。
社長なりに色々と振り返りをされていた。
(1)前期頭に出店したお店がしっかり利益を出したこと。
(2)既存店が基本的には売上上昇ベクトルを作れたこと
特に(2)に関しては、複 . . . 本文を読む
ご無沙汰しております。
久し振りのブログ更新です。
さて、最近つくづく感じるのは「何屋かはっきりしていない店頭看板」が非常に多いということ。
たとえば 「 とんかつ 二杉 」という店の場合、まず大きく訴求すべきは「とんかつ」という何屋かわかるメッセージである。
特に店頭看板は「新規客を取り込む」役割なので、「二杉」を大きく書いても新規客には何屋なのかわからなければ入店の動機付けにはならない . . . 本文を読む
最近コンプライアンスについて考えさせられることが時々ニュースをにぎやかします。
先日もある会社のローストビーフのことが問題になっていました。
こういったニュースをみていて感じることは
「当事者にとってはもはや日常的に行われていることで“当たり前”になっていることが、世間が期待することと大きくズレている」怖さです。
ニュースになるならないは一旦おいといたとしても、こういったこ . . . 本文を読む
昨日は九州の会員企業様へおじゃましてきました。
あるお店の業態転換をこの度行います。
きっかけはナショナルチェーンの大量進出。
その店舗は最盛期月商2500万円売る繁盛店でしたが、その後、同一価格帯のナショナルチェーンがまず3社登場。
わずか9ヶ月間の間に同一価格帯の競合店が3店舗発生し、その時の既存店前年対比は最大瞬間風速で昨対60%程度。
その後、さらに同一価格帯の競合店が . . . 本文を読む
前回、『居酒屋ビジネスの有望性』という投稿を上げさせていただきましたが、本日もそれに続いて、居酒屋業態について触れたいと思います。
私たちの会員企業様で昨年4月に駅前立地で開発された「大衆酒場モデル」がその後も繁盛を継続されております。
オープン初月は月商2000万に迫る勢いで、オープン景気を実感しました。
その後、どの程度の売上水準で落ち着くのかなと興味を持って見守っておりましたが、 . . . 本文を読む
最近の居酒屋マーケットを見てみると、「バル」という切り口が増えている。
肉バル、魚バル、鳥バル、割烹バル、中華バルなどなど。
いずれも食材や主力カテゴリーが店の顔としてフロントに出ていて、それに加えて女性客の取り込みやカジュアルさを付加することで客層の幅を広げているように思う。
ただ、あまりずれ過ぎると本質から離れ、コケている店も続出しているように思う。
しかし、キチンとポイントを . . . 本文を読む
年始のご挨拶が遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、急激な寒波が押し寄せ、一気に暖冬ムードが吹き飛びましたが、皆様のお店の業績はいかがでしょうか?
この12月、1月前半のご支援先の動きを見ていると悪くなかったように思います。
そんな中、相変わらず人材不足の悩みは慢性化していると思います。
既存店もそうですが、成長フォーマットを持っており、出店が出来ている我々のご支 . . . 本文を読む
今年もあと数日となりましたが、皆様のお店の業績はいかがでしょうか?
今回は、年末ということもありますので、今年1年を振り返りながら、2016年の業界展望について書かせていただければと思います。いつもよりも少し長いですが、お付き合い下さいませ。
【2015年トピックス】
①異物混入騒動で業績悪化のマクドナルド、業績が回復せず大量閉店
②高級グルメバーガーシェイク . . . 本文を読む