昨日の日曜の19日の午後に、東京は浅草の観音裏、柳通りで行
われた「みちびきまつり」を見に行って来ました。
この日は浅草の見番(浅草三業会館というのが正式名称)がある通りで
見番の前に小さな舞台を造り、「みちびきまつり」と称して、かっぽれや
謡い、新内、芸者さんのお踊り、さらには芸者さん自身による浅草太鼓
など、普段なかなか見られないものが演じられます。
そして最後は、見物のお客さんも交えて、優雅な踊りを芸者さんと一緒
に踊り、フィナーレとなるのですが、この最後の踊りはあの「おわら風の
盆」にも似た、しみじみとした哀愁がありました。
今年で第6回を迎えた「みちびきまつり」ですが、まだまだ知名度が低く
見番のある一角でしかやっていないためか、浅草に住んでいても知らな
いひともいるくらいです。早くもっと知られるようになると嬉しいのですが。
特に若いひとに見てもらいたいです。これも日本の文化ですからね。
個人的には、浅草芸者さんたちによる浅草太鼓が一番好きですね、何か
威勢が良くて、きっぷの良く、何よりも粋な江戸っ子芸者の勢ぞろい、て
ところがお気に入りです。浅草太鼓はこちらをご覧下さい。
見出しの写真は浅草の芸者さん。後ろ姿を撮らしてもらいました。
良い形の島田ですね。鬢やタボの美しいこと。こういう姿を見て惚れ惚れ
しないとね、日本男子なら。何にも感じない、なんて時代の来ないことを
祈るばかり。
これは新内です。真ん中の女性は司会の方です。三味線のおかあさんは
もう80才を越えてらっしゃるんですよ。すごいですね。
♪四谷で初めて逢うたとき~、とか♪因果な縁の糸車~、とか新内の名曲
「蘭蝶」をしみじみと聞いてみたいです。もう哀愁たっぷりで堪りません。
こちらの浅草の見番では新春の催しごととして節分のときにこんなことも
しています。ご覧下さい。
われた「みちびきまつり」を見に行って来ました。
この日は浅草の見番(浅草三業会館というのが正式名称)がある通りで
見番の前に小さな舞台を造り、「みちびきまつり」と称して、かっぽれや
謡い、新内、芸者さんのお踊り、さらには芸者さん自身による浅草太鼓
など、普段なかなか見られないものが演じられます。
そして最後は、見物のお客さんも交えて、優雅な踊りを芸者さんと一緒
に踊り、フィナーレとなるのですが、この最後の踊りはあの「おわら風の
盆」にも似た、しみじみとした哀愁がありました。
今年で第6回を迎えた「みちびきまつり」ですが、まだまだ知名度が低く
見番のある一角でしかやっていないためか、浅草に住んでいても知らな
いひともいるくらいです。早くもっと知られるようになると嬉しいのですが。
特に若いひとに見てもらいたいです。これも日本の文化ですからね。
個人的には、浅草芸者さんたちによる浅草太鼓が一番好きですね、何か
威勢が良くて、きっぷの良く、何よりも粋な江戸っ子芸者の勢ぞろい、て
ところがお気に入りです。浅草太鼓はこちらをご覧下さい。
見出しの写真は浅草の芸者さん。後ろ姿を撮らしてもらいました。
良い形の島田ですね。鬢やタボの美しいこと。こういう姿を見て惚れ惚れ
しないとね、日本男子なら。何にも感じない、なんて時代の来ないことを
祈るばかり。
これは新内です。真ん中の女性は司会の方です。三味線のおかあさんは
もう80才を越えてらっしゃるんですよ。すごいですね。
♪四谷で初めて逢うたとき~、とか♪因果な縁の糸車~、とか新内の名曲
「蘭蝶」をしみじみと聞いてみたいです。もう哀愁たっぷりで堪りません。
こちらの浅草の見番では新春の催しごととして節分のときにこんなことも
しています。ご覧下さい。
私にとって芸者さんなんて映画の世界の方々です。
「浅草芸者」「辰巳芸者」、そんな区別もつきません。
私のところにも以前書きましたが、未だ新内だとか、長唄、小唄、端唄・・・三味線伴奏の音楽の区別が分かりません。生でお聞きになれ、愉しまれるお身分が羨ましい。
それにしても二枚のお写真とも美しい幽玄の世界です。
フィルターでもかけたような柔らかいハレーションが、芸者さんの持つ美しさと、しかも斜め後ろ姿の艶やかな島田を強調させて美事と言うほかありません。
新内の男性の方の頭にのせた手拭いみたいなものは、なんと呼ばれるのでしょうか?
歌舞伎の役者さんの紫色の頭にのせているものも気になります。
“節分のとき”の踊りの写真を眺めていましたら、踊りの背景に「立春大吉」の幟が下がっていました。
踊りのタイトルなのか存じ上げませんが、昨日読み終えた平岩弓枝さんの『源太郎の初恋』の最後の小題が「立春大吉」だったので、あわせて驚きました。
ハワイの後がこんな日本情緒溢れるもので、その対比と振幅の広さも凄く感心いたしました。
サンバカーニバルのことで。
思い出しました、昨年の記事がこの時期だった事を。
また愉しみにお待ちします、新たなレポートを。
ものすごい暑さの中でちょっと疲れました。写真もあまり撮れる時間もなくあわただしく一日が過ぎ去って行き、重い足を引きずって帰って参りました。
手ぬぐいの件ですが、三味線の男の方は「吉原かぶり」と呼ばれています。手ぬぐいを髪の後ろのほうで結びます。ノリを効かせた手ぬぐいで形を作ると粋に
みえます。三味線のお母さんのほうは、「吹流し」で
手ぬぐいをそのまま頭に載せ、片端を軽く口にくわえると何ともいえない風情がありますね。
サンバカーニバルについては後日アップいたしますが今日は今日で朝から親戚の法事でバタバタと・・
暑い中、あっと言う間に週末が過ぎ去ります。
残暑厳しい折ですので、
どうぞどうぞご自愛下さいまして、お励み下さい。