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両国散歩ー吉良邸跡

2008-10-15 07:11:28 | 江戸由縁東京旧聞
外から見た吉良邸の様子

大江戸両国・からくり祭りの帰りに寄り道をしました。

回向院の裏を出ると吉良邸まですぐです。現在は本所松坂町
公園として名を残していますが、かつては吉良上野介の広大
な上屋敷があったところです。といっても、最近の若いひとは
忠臣蔵といっても通じないことがあるし、赤穂浪士の討ち入り
なぞ、なんのこと?って言われそうですが、ともかくここがかつ
ての吉良邸の跡なのです。



吉良上野介の首を洗った(?)という井戸



公園というと大きなスペースを想像しがちですが、こちらの
吉良邸屋敷跡はとても狭いです。初めて行くと通り過ぎる
かも知れません。ビルに囲まれた一帯の角地にありそこだけ
海鼠壁が外に面しています。中には井戸と稲荷と少々のスペ
ースしかありません。もはや往時を知るよしもなし、という
ところでしょうか。しかし地元の方々の好意で今に残されて
います。僅かなスペースでもこうして残されているのは嬉しい
ことです。




かつてはおよそ2千500坪の広さがあったという吉良家の
上屋敷。高家肝煎ですから身分は高かったのですね。

松坂稲荷大明神


見学に訪れる人達は皆さんご年配です。あまり若いひとは
いませんねえ。このへんがちょっと不満です。

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3 コメント

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二面性  (buu-rin  )
2010-09-23 20:33:30
あんなに意地の悪い代表のように描かれてますが 本国ご領地では気のまわる優しい殿様だとも聞いたことあります 心は複雑      私は 岡山二世  
返信する
血筋は良さようです。 (nnakazawa)
2008-10-18 09:19:02
アノ位の高位にあれば江戸城の近くに
屋敷を構えてあるものですが、事件後
本所あたりに屋敷換えされているところ
を見ると、見捨てられていたとしても
不自然ではないですね。

そうかあ、「海鼠壁」が分からないか。
そもそも「海鼠」の実態を分からないかも
知れませんね。フムフム。螻蛄とか蝦蛄に
なったらなおさら分からないかも。

本所両国回向院のあたりは日曜になると
歴史ツアーの方々がたくさん歩いている
姿を見ることができます。2人だったり、
6、7人だったり。でも残念ながらご年配
の方が多いですね。

江戸古地図を持って巡り歩き往時に思いを
はせる、なんて最高の道楽なんですけど。

昔なら、ちょいと出会い茶屋あたりを
覗いてみたり、なんて出来ただろうに、とか。

不謹慎です。ハハ。



返信する
吉良様は幕府からも見放されたのですよね。 (光ちゃん)
2008-10-18 07:26:03
“忠臣蔵といっても通じないことがあるし、赤穂浪士の討ち入りなぞ、なんのこと?”
私も知りません・・・・なんて若ぶってみたい。

ついでに“海鼠壁”もご存じないだろうし、“なまこ”の本来の姿も知らないでしょうね、若いお人達は。

ご年配の人しか来ないのですか?これも本当に寂しいですよね。
東京に住んでいたら、何年かかってもいいからこの様な所を巡ってみたいものです。
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