FENWICK FF806
Mで始まるシリアルナンバー。1974年から1975年に
製造されたものと思われます
先日イーグルクローのグラスのフライロッドで釣りをする機会を
得ましたが、グラファイトで長年釣りをして来た身の上にとって、
グラスロッドの釣りは実に久しぶりで、何とも言えない感覚を味
わったのでありました。
何かこうままにならないような、モヤモヤするような、でも何とか
釣りになる距離は飛ばせるものの、何ともホンワカしたレトロな
感覚が蘇ってきました。
やはりメダリストが良く似合います。
そこで引っ張り出して来たかつてのフライロッド、フェンウィック
FF806 8フィートの6番。フェンウィックのグラスロッドの
歴史の中でもおそらくもっとも充実した時期に製作されたロッド
のひとつではないかと想像しています。
ついでなので当時使って今でも手元にあるフェンウィックの何本か
を調べてみました。
一番古そうなのがスピニングでシリアルナンバーがLで始まって
いますので1973~74年の製造、キャスティングロッドのFC60
がNで始まる75~76年の製造、もうひとつの新しいFC60は
ランカースティック2000でPのアルファベットで始まり、これは
76~77年の製造です。この辺りになるともはやE-グラスかどうか
ちょっと定かではありません。もっともこのPのFC60は70年代の
終わり頃に海外通販で買ったもので手元に届いたときにフジのラバー
グリップだったためちょっとガッカリした記憶があります。
何かまだどこかにあるはずだけど・・・
製造年月日はともかくとして、久しぶりに引っ張りだしたフライ
ロッドのFF806は、今改めて手にすると意外と柔らかくて、
これで6番かな、というほどのパラボリックアクションです。
ポワ~ンと小型のバスバグを投げるのには良いかもしれません。
同じ8フィートだとハーディのほうが硬いかもしれませんが
間違いなく重いので引っ張り出すのは止めときます。
ところで、フェンウィックのグラスのフライロッドにはやはり
メダリストが一番マッチするのでこれに6番のバスバグラインで
5月頃のちょっと夏のような朝にでもバスを狙ってみましょう。
それまでいろいろ準備しておきます、
アメリカのフライのオールドロッドのフォーラムでもフェンウィック
のグラスロッドの狂信的なファンがいて、フライリールはフルーガ
ーのメダリストが一番ピッタリだよ。なんて言っているのを
見ると、どこでも同じようなことを感じるひとがいるもんだ、
と苦笑してしまいます。やっぱり昔からフェンウィックのグラス
のフライロッドにはフルーガーのメダリストなんですね。
これはもう暗黙のルールみたいなもんです。現在はどちらも生産
拠点はアメリカにはありませんから、昔のタックルで釣るのは
今や古き良きアメリカを釣る、という感じかな。40年近く時間が
経てばまあ仕方がないでしょう。会社も変わればひとも変わる。
Mで始まるシリアルナンバー。1974年から1975年に
製造されたものと思われます
先日イーグルクローのグラスのフライロッドで釣りをする機会を
得ましたが、グラファイトで長年釣りをして来た身の上にとって、
グラスロッドの釣りは実に久しぶりで、何とも言えない感覚を味
わったのでありました。
何かこうままにならないような、モヤモヤするような、でも何とか
釣りになる距離は飛ばせるものの、何ともホンワカしたレトロな
感覚が蘇ってきました。
やはりメダリストが良く似合います。
そこで引っ張り出して来たかつてのフライロッド、フェンウィック
FF806 8フィートの6番。フェンウィックのグラスロッドの
歴史の中でもおそらくもっとも充実した時期に製作されたロッド
のひとつではないかと想像しています。
ついでなので当時使って今でも手元にあるフェンウィックの何本か
を調べてみました。
一番古そうなのがスピニングでシリアルナンバーがLで始まって
いますので1973~74年の製造、キャスティングロッドのFC60
がNで始まる75~76年の製造、もうひとつの新しいFC60は
ランカースティック2000でPのアルファベットで始まり、これは
76~77年の製造です。この辺りになるともはやE-グラスかどうか
ちょっと定かではありません。もっともこのPのFC60は70年代の
終わり頃に海外通販で買ったもので手元に届いたときにフジのラバー
グリップだったためちょっとガッカリした記憶があります。
何かまだどこかにあるはずだけど・・・
製造年月日はともかくとして、久しぶりに引っ張りだしたフライ
ロッドのFF806は、今改めて手にすると意外と柔らかくて、
これで6番かな、というほどのパラボリックアクションです。
ポワ~ンと小型のバスバグを投げるのには良いかもしれません。
同じ8フィートだとハーディのほうが硬いかもしれませんが
間違いなく重いので引っ張り出すのは止めときます。
ところで、フェンウィックのグラスのフライロッドにはやはり
メダリストが一番マッチするのでこれに6番のバスバグラインで
5月頃のちょっと夏のような朝にでもバスを狙ってみましょう。
それまでいろいろ準備しておきます、
アメリカのフライのオールドロッドのフォーラムでもフェンウィック
のグラスロッドの狂信的なファンがいて、フライリールはフルーガ
ーのメダリストが一番ピッタリだよ。なんて言っているのを
見ると、どこでも同じようなことを感じるひとがいるもんだ、
と苦笑してしまいます。やっぱり昔からフェンウィックのグラス
のフライロッドにはフルーガーのメダリストなんですね。
これはもう暗黙のルールみたいなもんです。現在はどちらも生産
拠点はアメリカにはありませんから、昔のタックルで釣るのは
今や古き良きアメリカを釣る、という感じかな。40年近く時間が
経てばまあ仕方がないでしょう。会社も変わればひとも変わる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます