お彼岸のお墓参りで浅草は東本願寺まで行って来た。
クルマでも15分くらいだがガソリン温存のため公共交通で
出かける。4時頃に浅草に着き新仲見世を抜けて田原町
方面へ歩く。節電のためかちょっと暗い感じがする。
いつもならひとでいっぱいの浅草もさすがにしんみりとした印象だ。
この辺を歩いていると誰かしら顔見知りに会うことが多い。
同級生も何人か住んでいるが元気にしているだろうか。
ほどなくお寺に着き早速お線香を上げる。
入谷から甥夫婦と姉夫婦も来ていた。我々夫婦を入れ
6人で夕飯を駒形どぜうで取ることに決め歩いて向かうことに。
いつもは店先で順番を待っている先客のいる駒形どぜうも
地震の影響だかさすがに空いていてすんなりと入れた。
地下のテーブル席の方に降りる。
早速丸鍋を注文。牛蒡の笹がけにネギをたっぷりとかけて
丸々としたどじょうを炭火で頂く。ほんのりとした甘味が口の中に
広がる。骨なんかあったかな、という感じでスルっと入って行く。
玉子焼きに味噌田楽、ほんのりと甘いどじょう汁も注文し
牛蒡の揚げたのもツマミにする。ここの名物の日本酒も頂いた。
鰻も好物だがどじょうも美味い。丸鍋をいくつかおかわりをする。
身内6人で健康で頂くことの幸せ。
久々のどじょう鍋。
牛蒡にネギをたっぷりのせる。
母親が生きている頃には、生きているどじょうを買ってきて
家庭でもドジョウを食べたものだったがふとそれを思い出した。
何年か前に渋谷の駒形どぜうの支店に入ったら、店長が何と
顔見知りでびっくりしたことがあった。以前は六本木の焼き鳥
串助の店長だったが、駒形どぜうの渋谷店の店長に人事異動
になったのだという。20数年ぶりの再会だった。昔話で盛り上
がった。
子供の頃から親しんできた味を堪能した。美味。感謝。
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