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五十路男の独り言集。
乱筆乱文はご容赦ください。

白湯

2020年01月21日 00時00分34秒 | 生活/メンタル

※この記事は、ワタクシはこうでしたこう考えます、という独断と偏見によるものです。効果効能およびその理論などを保証するものではありません。こういう方法・考え方もあるんだよ、という紹介ですのでご了承ください※



◇ポイント
・白湯は体温を上げやすい
・身体が調いやすくなった
・水の話



一般的に白湯とは、昔は湯冷ましと呼ばれていて、沸騰したてではなく幾分温度の下がったお湯を指すと思います。



ワタクシはパニック障害なったころから毎朝、健康のためになるのかなぁなればいいなと思って、湯飲み1杯の白湯を飲んでいます。正確には、起き抜けにうがいしてからコップ半分ぐらいの水道水を飲んだ後、白湯(ワタクシの場合はポットのお湯)を飲むようにしています。

そもそもはまだ小さかった頃、看護師(当時は看護婦)だった母がやはり朝起きたときにコップ1杯の水をぐいっと飲んでいたのですが、「夜寝ている間も汗はかいているので、朝の水分補給は必要だ」と言っていたのを思い出し、なんとなく真似し始めたのがきっかけです。



熱い白湯をふーふー冷ましながら、もしくはずずずっと啜って飲むことによって、白湯の蒸気(暖かい空気)を吸い込み、のどと肺が暖まります。熱々の鍋やスープを飲むと身体が温まってくるのと原理は同じですね。また温かいもの(その時点ではぬるくなってることが多いですが)を体内に物理的に入れることにより、内臓が温められ、体温を上昇させるのに効果があります(一時的なものかも知れませんが)。

特に冬場は朝が寒いので、急激な冷えを予防する意味でも、白湯は適切なのではないかなと思っています。

身体を冷やすと元々人間が持っている様々な機能が低下して弊害を生みます。特にワタクシは筋肉の鎧がなく外気の影響をもろに受けやすいので、冷え寒さがダイレクトに身体に刺さります。ショック死の危険を感じるほどです(大げさ

たとえば、冬場は寒さに耐えるために筋肉を緊張させて熱を発生させ、寒さから身を守ろうとします。温かい飲み物(食べ物)を体内に入れ、内側から温めれば多少なりともそれを防ぐことになり、身体(筋肉)の緊張をほぐすことができます。身体の緊張がほぐれれば心の緊張も緩和され、メンタル的な負荷も減少するでしょう。冬に塞ぎこみがちになる人などは、朝の緊張状態を多少でも緩和できれば、行動意欲を維持できるのではないでしょうか。朝、白湯を飲む静かな時間そのものもまた、心に余裕を与えてくれる気がします。

体温が上がれば代謝が上がり免疫力が強くなります。なにより、冷たい寒いよりは、温かい方が心地いい。健康になったかと言えば、そういうわけではないのですが、以前よりはなんとなく調ってきているし、風邪などは引きにくくなりました。身体を温める(冷やさない)ということがどれだけ大切なのか、こういうところで実感しました。インフルエンザにはどうにも勝てませんが(´・ω・`) 



また、比較的低温の水と高温の白湯を飲むことで内臓(特に胃や腸)を刺激し、先の体温上昇もあわせて「身体を目覚めさせ」ます。白湯を飲んだ後しばらくしてから朝食をとることは、起き抜けに食べ始めるよりも胃腸への負担を減らします。

逆に起き抜けに食べると急激に血糖値が上昇したり、消化吸収がそもそも追いつかない可能性もあります。ワタクシは胃腸が強くないので、このようにワンクッション置いた方が体調がいいです。とはいうもののワタクシ朝食を食べない日が圧倒的に多いのですが(´・ω・`)

だいぶ前になりますが、医者から「吹き出物に困っているなら、朝白湯を飲んでしばらくたってから朝食を食べるといい」と言われてその通りにしたら、吹き出物が出なくなった、という話をツイッターで見かけたことがありました。正直、白湯よりもアミノ酸や塩分などを豊富に含むお味噌汁を飲んだ方が良いのかと思ったこともありましたが、白湯飲むのは理にかなってるんだな、と安心しました。

なお、白湯(湯冷まし)の吸収率は普通の水よりも高く、水分補給にも実は効果的だそうです。でも飲み過ぎるとトイレが近くなるので注意です。



ワタクシの場合、これを続けた結果、夏場以外はキンキンに冷えたジュースなどを摂らなくなりました。むしろ冷やした飲み物は手に取らないです。冷たい飲み物ならある程度常温に戻すか温かい飲み物を好むようになりました。夏場は熱中症など命の危険がありますから身体を冷やすためにも冷たいものも飲みますが、それでも、職場には白湯だったりカフェインレスの温かいお茶系飲み物をボトルに入れて持っていっています。



ちなみに。

白湯の作り方も、なるべくまっさらなお湯を飲みたいので、一手間かけるというか、沸騰したてのお湯ではなく、1~2分ぐらい煮詰めるようにします。お湯を煮詰めると口当たりがまろやかになって美味しく飲めるのです。角が取れるというか。結局ポットに入れてしまうので実はあまり意味はないかもしれません。

一部で、水道水を沸騰させたらトリハロメタンが発生して飲めたもんじゃない、と仰る方々がいます。たしかにトリハロメタンは発生しますが、一時的に摂取しても人体にはなんの問題もないレベル(量)なので、そこは無問題です。というか、世界レベルで見たら日本の水道水の品質は、やり過ぎなくらい高品質なわけでして、過剰摂取しなければ害が及ぶことはありません。

インドのアーユルヴェーダでも白湯が身体にいいとされているという記事をWebでも結構見かけます。とあるところでは30分以上じっくり煮詰めたものを飲むことを推奨しているようです。なんでも、煮詰めた白湯を飲むことで、体内の汚れをこそげ落とす効果があるとか。

どこまでホントかは定かでありませんが、私も1~2分(短い!)は弱火で沸騰させ続けますし、それがいいという方はそれでいいと思います。

また最近では、白湯で健康的ダイエット、なんてのが検索でヒットしますが、内容はいうなれば毎日水2L飲めば痩せられる、っていうやり方とさほど変わらないようです。信頼性も同程度でしょう。効果がないわけではないでしょうが、それだけで痩せられるかというと…。砂糖たっぷりのジュースやスポーツドリンクだったり利尿作用の高いお茶などを飲むよりは、身体に優しいかも知れませんが、やり過ぎて水中毒に陥らないように気をつけましょう。

何事もそうですが、過ぎたるはなんとやら。ほどほどに「楽しむ」ようにすれば、心地よく生活できると思います。



つらつらと書いてきましたが、特別なことは言っておらずごく当たり前というかわかりきったことばかりです。

しかし、こうした身体の当たり前の機能(生理・免疫・反射)を意識して思考・行動することで、心への負の影響を抑えることができれば、より過ごしやすい日々を得られるのではないでしょうか。



それを(今風に格好つけて)メンタルハックと呼びたいと思います。






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