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アレハザの村に到着した。
比較的簡単に見つけられたが、噂に聞いていたほどおどろおどろしくもなく荒々しくもなく、むしろ穏やかな潮風が村人を優しく包み込んでいる、そんな村だ。
すぐそばに綺麗な砂浜があり、絶好の釣り場だと思った。遠浅の浜かと思ったがそうではなく、少ししたら急に深くなっているようだった。
私が浜 . . . 本文を読む
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三日月神殿を走り抜けると、突然古代遺跡が目の前に現れた。守護者を名乗る兵士が襲ってきた。
周辺にいた敵をなんとか倒し、崩れかけた、しかしいまだそこにある古代遺跡を見上げた。すぐそこは砂漠だというのに、こんなところに古代人は何を作っていたというのか。
踵を返し、いま一度ワラゴンが跋扈する細道を抜けて岩石警戒所に戻り、バルハン関所 . . . 本文を読む
需要ないかもしれませんが書きたくなったので(2回目
前の記事からもう1年経ちまして、時勢も変わりまして、職場も変わりまして。
それでも通勤、特に帰りの電車では必ず何かしら聴いている #Spotify 。
ワタクシがspotifyで初めて知ったアーティストを取り上げたいと思います。
※あくまでワタクシが初めて知っただけなので、実は界隈的には超有 . . . 本文を読む
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放っておいた依頼の中に、難破船探索の依頼があった。
エフェリアの港町を出発し、とある島の沖合に沈んだ船の調査を行うと、コックス海賊団に襲われたと見られる船の存在に行き当たった。
途中、羅針盤が役に立たなくなると言われるロス海域に入った。調査が終わり、クイトゥ諸島に行くために出航しようとしたその瞬間、周囲が暗くなり波が荒れ出した . . . 本文を読む
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久しぶりに海に出た。
アルティノの港から北上し、バレンシア北部沿岸をなぞってみようと思った。
アルティノから沖に出るまでの水路は狭く、座礁に気をつけなければならなかった。
沖は、波はともかく風が強かったのを覚えている。
日のあるうちに戻ってきたが、結局廃れた渡し場を2つと希望渡し場という船着場を見つけた。シャカトゥの熱量に当てられた人たち . . . 本文を読む
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単なる気まぐれだった。
名前だけは聞いたことがある、オーディリタ。ふっと、こっちに行けば着くのか? という軽い気持ちで、知恵の古木に続く道を左に折れた。
いばらの森。すぐに廃城が見つかった。奴隷たちがいた。怪しい魔物の影。土の下から攻撃してきた人型の何か。黒い鎧に身を固めた彼らはアヒブなのだろうか。
速駆けの馬で森を抜けると、古い建物に鎧を . . . 本文を読む