昨夜のカレーに目玉焼きと菜花添えて喰う朝

午前６時半過ぎに御蔵島 K から送られてきたメールの着信音で目覚める

起こされたついでに炊飯器のスウィッチを入れて布団に戻り

ご飯が炊けるまで寝床に置いた iMac で古今亭志ん朝の「鰻の寝床」を聴く

ピ～！と炊飯器に呼ばれたので台所に降りて昨夜作ったチキンカレーを温める

塩茹でした菜花に T 画伯にモラった沖縄土産のシークワァーサージュースを振りかけ

皿に盛りつけたチキンカレーにそれを添える

目玉焼きも作り上に乗せる

鶏胸肉とニンジンおろしで作ったカレーにはニンニクとショウガを大量に入れてあるので

真冬並みに冷え込むらしい今日イチ日の体力維持に役立ってくれるだろうと期待して喰う

時代遅れどころか化石のような絵画という芸術表現の甘く無い役割を考えながら

ホロ苦い菜花を口に放り込み もっと苦いコーヒーで気合いをいれるために豆を挽く朝