4月30日(日)大宮盆栽美術館で盆栽を見てきました。
世界盆栽大会の最終日で沢山の人で賑わいました。
大宮駅の一つ先、宇都宮線土呂駅で降り、
歩いて5分くらいのところでした。
素晴らしい庭園がありましたが、ここは撮影禁止でした。
ところがこの庭園を見渡す二階のレストランのベランダからは
撮影が許可されていました。
私のデジカメは20倍のズームがあるのでこれを使うと
撮影禁止の庭園が大分見えてきました。
ベランダから撮った写真は最後の12枚です。
全部で写真は48枚です。
ボランティアのガイドさんから盆栽の見方のポイントを
聞きました。
既にご存知の方は飛ばして写真を見て下さい。
盆栽は自然を凝縮して70cmくらいにし、
小さいものを大きく見せるものです。
120~450年かけて作り、1000年になるものもある。
正面から見たり、後ろから見たり角度を変えて見る。
(挨拶をするとき相手の状態を観察するのと同じである)
見方には 4つのポイントがある。
①根 根の張り方 盆栽の鉢は変えないから、根が盛り上がり、
くっついてやがて平になっていく。盆栽を下から見る。
②幹 幹の形態は直幹と模様木(幹が曲がっている)がある。
溝の深いものがよい
③枝 枝ぶり 盆栽の輪郭を形づくる。
枝・葉は全体のイメージを左右する。
④ジン(神)、シャリ(舎利)
枝や幹の一部が枯れたもので白い肌を見せる。
枝の枯れたものをジン、幹のかれたものをシャリという。
これらの点をポイントに見ると更に興味が出てくる。