
中部空港で見掛けたカーゴ機、これなら戦車も積める。
宿を9時前に出て、地下鉄2号線で浦東空港へ向かう。
今は、この2号線が虹橋空港と浦東空港を直結している。
地図を見ると、地下鉄が今では16号線まである。
10年前には1と2号線だけだったのに。
地下鉄なら人民広場から運賃7元で浦東空港まで行くことができる。
以前は、空港から龍陽路までリニアに乗って、地下鉄に乗り換えていた。
そのリニアも確か80元程度したと思う。
今でもリニアは走っているが、地下鉄が繋がり、乗り換えなしで市の中心まで行くことが出来るようになって、乗る人がいるのだろうか。
ただし、地下鉄はなぜだか広蘭路で折り返し運転されているので、乗り換えなければならない。
前回知らずにいたら、いつの間にか空港へ戻ってしまった。
空港までは余り客がいいないので、編成を少なくしているせいかもしれない。
12時発の中国東方航空の名古屋便は8割程度の搭乗率だった。
それもほとんど中国人で、日本人は私の他に数人だけだった。
確かに、日本人観光客は減っている。
観光客だけでなく、駐在員も減っているようだ。
5・6万人と言われていた、在留日本人が1万人以上減ったそうだ。
中国事業が立ち上げ時代を終えて流れ始めていることと、最近の日中関係や人件費高騰も中国離れを早めているのかも知れない。
それに、空気の汚さも子供持ちに取っては妻子を帰国させる理由でもあるようだ。
しかし、上海に着いた翌日は拍子抜けするようなきれいな青空が見られた。
午後3時過ぎ名古屋空港に着いた。
今回の旅では何処の空港でも、私の荷物は最初の10個以内でバゲージベルトに出てきた。
来るときと同じように、名鉄で豊橋に出て、JRに乗り換え菊川へ向かった。
休日で妻が休みだったので駅まで迎えに来てもらった。
運賃は名鉄利用の豊橋経由が一番安い。
3千円以下だ。


秋が終わり掛かっている庭。
翌日から発掘の仕事に出る積もりだったが、雨で休みの連絡がきた。
暮れのトルコ行きで、イスタンブールに最初の宿を予約した。
東京の娘が、自分が行くときの参考にしたいと最高級のホテルを予約しろというので、2泊で8万円もするところを選んだ。
普通の宿なら、全行程7泊泊まっても半分で済むほどの金額だ。
娘が出してくれると言っているらしいが、当てにしないで待っていよう。