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小笠神社駐車場ではなく小笠池堰堤下に車を停めた。駐車場から堰堤上まで登るのも小さな登山だった。最初からの上りに、二人とも昨日の疲れがまだ体に残っているのを自覚した。
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歩いている分には寒さをそれほど感じなかったが、崖にはツララ、トンネル内の床には氷が残っている。池の周りにはほとんど鳥の声を聴かない。時々姿を見るが、妻が写真に収めるのは難しいようだった。
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全行程2キロに満たないコースだったが、思いのほかアップダウンがきつかった。上の写真は、イワタバコの自生する崖だが、足元のごく小さい流れが長い間にこの崖を削ったと思うと年月を感じる。更にこの崖は旧大井川が形作った沖積大地なので、川を転がってできた丸石が積みあがっている。これもさらに昔の長い時間が思われる。
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