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この水の皿を枕に寝る。顔や耳が水に浸かっても平気だ。時々前足二本で中の水を掻き出して遊ぶ。
先々週の土曜日入院した妻が今日退院した。手術は月曜日だったから二週間は過ぎていない。術後の経過が良かったので早く退院できたと言われたらしい。胸骨を切り開いているのでその痛みがまだ治まっていない。無理をすると接合し始めた骨がまた開いてしまうそうだ。重い物も持てないので上半身はあまり使えない。
エリーは少しづつトイレを覚え始めた。それでもサークルの中にすることは基本的に好きではないようで、ぎりぎり迄我慢して仕方なくしているようだ。だから出してやるとすぐに外でしてしまう。そのタイミングがまだ上手くつかめない。エリーという名前はおやつを使ったら一日で覚えたようだ。名前として認識はしていないのだろうが、エリーの言葉を聞くとおやつがもらえるらしいとは覚えた。だからエリーと呼びかけると必ず振り向く。
体重は5.9キロに増えた。
母が使っていた部屋の縁側で庭を眺めながら。
前の日付のブログに’自宅療養’などと表題してしまったが真意は疲労回復程度の積りだった。
それが本当の「自宅療養」になってしまった。
帰宅後の発熱は4、5,6日と3日続きの38度超えだった。
7日は36度後半になっていた。
但し、妻が8日検査入院することになっていたので、念のためと娘が持っていた抗原検査キッドを使ってみた。
妻の結果が先に出て陰性。
私は陽性と出てしまった。
妻は先月の東京行きからずっと咳が続いていたので、いつもの風邪をもらってきてそれが疲れた私にも移ったのだろうと考えていた。
しかし、陽性と出た以上入院することはできない。
わたしも苦しい時期は過ぎているが病院へ行った。
検査もせずに、コロナですね、苦しい症状は何ですか、それに合わせ薬を処方しますという。
咳止めとのどの痛み、それに念のためトンプクをもらってきた。
4日発症で7日間の自宅隔離、11日までとなった。
母が使っていた部屋で、モンタロウたちの玩具やがらくたで物置部屋に近い部屋で過ごすことになった。
妻が食事を運んでくる。
熱はそれほどでもなくなったが、のどの痛みと咳で体がだるく何をする気にもならない。
読書の意欲もないし、ブログを綴る気も起きない。
やっと昨日から少し気力が出てきた。
この間に、早春の花がたくさん開いていた。
前の日付のブログに「自宅療養」などと表題したためか、本当に自宅療養することになった。
孫たちが昨晩帰ったので、今日はジジババ二人とも余り活動意欲が出ない。
昼食後ミカンが切れたからとミカン探しに出た。
大東、西大谷、JA掛川と回ってみたが気に入りがなかった。
帰りに高天神城址に寄った。
残念ながら鳥の声も姿もなかった。
夕食は冷蔵庫の在庫でと、ハンバーグ、ブロッコリ―とベーコン炒めにチーズ乗せ、衣被の酢味噌和え。
食事の途中で六君子湯を飲み忘れているのに気付いたがそのまま食事を続けた。
最後にトマト一欠けと衣被一個となったところで嚥下が停まった。
以前の様にのた打ち回る程ではないが7時から10時まで続いた。
苦しいことに変わりはない。
途中、ふろに30分浸かり、腹をもんだりしたが改善しない。
ついには疲れ果てて起きていられなくなりベッドに入った。
午前1時に目が覚めると治まっていた。
それで眠れなくなりこれを綴っている。
原因を考えるに、薬の服用忘れはあるかもしれないが、これまでも時々飲まないことはあった。
また、夕食の献立もこれまでこのメニューではなかったように思う。
最後に、昼に食した激辛カップ麺ではと思い当たる。
昨日孫たちのお菓子を買うと入ったスーパーで、孫たちが選んでいる時間に目についた。
様々な種類が並んでいる。
つい50年も食べたことのないソース焼きそばを手に取った。
続いて、シーフード、激辛と手を伸ばした。
唐辛子は中国滞在時、火鍋など週一以上の頻度で食していた。
そんな時は、食事時上の口で、翌日トイレで下の口が辛さを感じた。
一般的にカプサイシンは食欲を刺激し、細胞を活発にすると云われているが私のように胃を経由せず、直接腸に入れるのは刺激が強すぎたのかもしれない。
六君子湯は他の薬は2カ月だが1カ月しか処方されていない。
トライアルのためかもしれないが、あと数日で尽きる。