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西湖文化広場。
夜は昨晩のメンバーの一人の家に招待されている。
地下鉄で西湖文化広場まで行く。
ここは武林マトウの北側で私のいる頃から開発されていたところである。
横浜ランドマークタワーをまねたデザインの高層ビルが建て始められていた。
今ではビルも完成し、根本も広場として整備が終わっているようだった。
更に、もう衰退も始まっている。
広場の下の商場らしきところは一度もオープンされないまま荒廃が進んでいる。
市中や郊外ででこんな場所を多く見かける。
誰が投資してその結果損をしているのだろうか。
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霊峰探梅の梅。
武林広場から延安路を下り、西に折れて西湖北岸北山路へ入る。
西湖は相変わらず観光客が多い。
断橋から白堤を歩く。
トンビの凧を巧みに操って本物のように水面に急降下させたりの芸を披露している。
狐山の北側を抜けて、魯迅の像前では名残の紅梅を見る。
これで思い出して、霊峰探梅の梅を観に行くことにして植物園まで足を延ばした。
植物園内は前と変わらず静寂に包まれていた。
ただし、大きくフェンスで囲まれているところがあった。
何かの工事が行われている。
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稜線の木の隙間から西湖・市内方面を望む。
今夜の場所は西郊外の留下なので、植物園裏の山を越えることにした。
将軍山から北高山に連なる山脈の稜線に出て霊峰山を通り、西渓路の青春宝本社横へ降りた。
そこでタクシーを拾おうと試みるも、市内方面へは沢山流れていくが市外へ向かう空車はない。
やっとのことで1台引返させることができた。
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左端が料理を作ってくれた友人。
主人の年若い夫人でなくHUAWEIの社員だという友人がすべての料理を調理してくれた。
中国ではこうやって関係を広げ友人を作ってゆく。
家には夫人の父親が孫の世話で呼び寄せられているらしく、四六時中6ヶ月の孫を抱いていた。
nobusanもこれをしなければなりませんねとからかわれた。