
ミラノの地下鉄の車両。
落書きかと思ったら違った。
朝9時前、ホテルをチェックアウトする。
直ぐ近くの駅前からマルペンサ空港行きのバスに乗る。
空港での中国国際航空のチェックインカウンターは一番端っこの分かりにくいところだった。
番号こそ1番と付いていたが、明らかに第一期で出来た古い建物のようだ。
まだ早いから空いているだろうと思ったら、もう搭乗予定者ほぼ全てと思われるほどの人がいた。
それも一列に並んで複数のカウンターで処理する方式と違って、上海のイミグレのように、各窓口別に並んでいる。
その列が大混乱、荷物の重量制限でやり取りしているのか大声でカウンター嬢に怒鳴っているものがいたり、仲間を大声で呼んでいるものがいたりで、まるで中国がそのまま引っ越してきたようだ。
何時までたっても列が進まない。
まるでこのために他のラインの客から切り離して、見えないところにカウンターが設けられているようにさえ思った。
機内食は以前と比べると大分改善されてきたが、各シートごとのテレビがなかったり、トイレが少なかったりと機内設備が古いままのようだ。
娘は他の会社の半値でももう乗りたくないとのたまわった。
上海で乗り継ぎ時間が3時間以上は往路と同じ。
成田に着いたのはホテルを出てから28時間後の11日午後1時過ぎ。
娘は大門まで直通のバスで行くので空港で別れた。
私はまた最安の京成を使って横浜へ向かう。
しかし、急行・快速がない時間帯なのかえらく時間が掛かる。
高砂で乗換え新橋に着く頃には3時間近く掛かってしまった。
新橋からJRで小田原まで、そこで新幹線に乗り換えた。
家に着いたのは9時前、36時間の帰国旅だった。