メリケントキンソウ(吐金草)
去年の夏、孫のプールを出しているときに、孫が足が痛いといった。
よく観ると、忍者が使うマキビシのようなものが刺さっている。
長さが2ミリ弱の針の周りに補助エンジンを付けたロケットのような形だ。
今まで見なかった雑草だ。
後日、浜北の緑化木センターに行ったとき、併設の芝公園の入り口に立入り注意の看板が出ていた。
見ると芝内に棘のある雑草が生えていると書いてあった。
それでこの植物の正体を知った。
しかし名前までは記憶していなかった。
春には手を打たないとと思っていたが、最近よく庭に出る妻がこれがすでに生えていると見つけた。
枯れた芝の中に、緑の島のように1メートルほどの広がりがあちらこちらにある。
ネットで調べて名前を確認した。
カタカナではなかなか覚えられない、漢字を探し出して初めて覚えることができた。
吐金草という。
ニンジンに似た葉の中に数ミリの黄色の花がタンポポのように咲く。
これが金を吐くと見えたことによる命名だろう。
在来種もあるが、この棘のあるメリケントキンソウは外来だ。
それでメリケンが付いている。
駆除できる除草剤を探した。
「ショートキープ液剤」が効くと出ていた。
早速、取り寄せた。
1000mlで1万5千円もする。
除草剤なので、花にはかからないようにしなければならない。
動力噴霧器は使えない。
肩掛けの噴霧器でやった。
1回、10リットルの薬剤を10回以上散布した。
夕方終わったときは完全に腰に来た。
先週滑って痛めた場所を中心に、背中全体に痛みが広がった。
ウイスキーでやっと鎮めることができた。
本当に効果が出るかが気がかりだ。
建替え中の中学校、防護シートが外された。
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