ボクは若い頃、阿寒湖畔で働いていた事があります。
大きな飲食店入口の、畳一畳分のテナントスペースがボクの売場でした。
ツアー客の多くは、自分が、今どこで何をしているのか分からないような感じでしたね😅
羊飼いのような添乗員に言われるがまま『こっちですよ～』『はい、次行きますよ～』と、買い物券を握り締め🐏🐑🐏🐑🐏🐑🐏🐑ゾロゾロ歩きます。
店先でボクが声を掛けても『半額になる～ん？』と、相手にもして貰えません。
そして食事を済ませると倍の値段のついた商品を半額券で買い、店から出て来ます。
ボクのお店では、同じ商品をそれ以下の値段で売っていたんですけどね…
木彫りのペンダントの裏に、サービスで日付などを彫るのがお店のウリでした。
『名前とかね～日付とかね～、良かったら住所や血液型、電話番号も彫っちゃうよ～🎵』なんてテキトーな事を言って売り捌いていましたが、サササッと美しく彫りあがる様子に皆さん感動されてましたね。
初めて🔰の接客&販売、観光地特有のテンションで売れていただけなのに、自分に販売力があると勘違いしていました。
ある時いつものように『彫るのは○○で良いですか？』と確認し、彫った商品を見せると、お客様は違う！(-д- 三 -д-)と云う風に首を振ります。
何だよ❗だから確認したじゃん😠
彫ってしまったモノはやり直しが出来ません。
失敗した場合は別の同じ商品に彫り直すか、(お客様の了承を得て)ペンダントの裏をマジックで黒く塗り潰して彫り直すか…になります。
イラッとしていたボクは勝手にマジックで塗り潰し、彫り直してから渡しました。
するとお客様は顔の前で手を合わせ🙏ごめんなさい、ごめんなさいと云う風に頭を下げ去って行きました❗
しまった😨💦耳の不自由な方で、ボクの声は聴こえていなかったのです。
ボクは慌てて後を追おうとしましたが、時既に遅し…🚌💨
申し訳ない事をしてしまった😓
大変後悔しました…
この事は、その後ボクが人に対して『誠実』である事を心掛けるきっかけになりました。イチゴ🍓いち絵🖼️
ちょっと早いけどメリークリスマス🎄
毎年少しずつ描き足しているんですよ🎵
以前の状態
本日も最後までご覧頂き有り難う御座います‼️