ノグブラック『夢色アート』

色鉛筆、アクリル画、水彩ペンのイラストや塗り絵の紹介。マウンテンバイクでのサイクリングや釣りの記事です🎵

しくじり先生(第三章) 当たり前体操

2018-11-26 15:46:29 | 日記
凍てついた大地も昨夜の雨☔と日中の
陽射し☀で、春先のような景色になりました。

しかしこれから訪れる季節は春🌸ではありません❄❄❄❄😖

元妻👩には他人を気遣うとか、思いやる事が出来ないのは結婚前から分かっていました。

最初は『感情表現が苦手な人なのかな?』とも思いましたが、次第に《そもそもそう云う概念自体ない》のが分かって来ました。

でも、まあ年下だし、いずれ分かって貰える時が来るだろう。

と考えていたのですが、これは大きな
誤算でした。

ボクが彼女に対して期待していた事と、彼女がボクに期待した事が共に裏切られる結果になったと云う事だと思います。

公務員の父親👴を持つ彼女👩にしてみれば、夫なんだから父親なんだから月々給料を持って来るのは当たり前で、収入も安定していたでしょうし、生活に困る事なんて無かったでしょう。

『当たり前』そこには感謝も敬意もありません。
元妻👩の、そういう人馬鹿にしたような態度は子供達に見せたくなかったですね。

ましてや二人とも《娘》👧👧ですからね。
将来、それぞれが家庭を持った時に、
パートナーに対し同じ事をしたらどうなるか?

別にボクを尊敬して欲しい訳ではありません。

尊敬されるような人間でもないし、されるような事もしていませんから…でも、だから馬鹿にして良い事にはならないと思います。

付き合って3年で彼女👩が妊娠、元々
結婚は考えていたのですが、互いに両親への挨拶も無いまま2×4=👼…(>_<)ゞ

ボクの方と云えば両親と上手くいってなかった為、実家を勝手に飛び出して十年以上電話📞すらしていませんでした。

結婚を前に彼女の御両親に対して、流石にマズいだろう…と、かなりの勇気を振り絞って実家に電話すると父親が出て『おまえも、やっと男になったな。』と言ってくれました。

その後、何を話したか全く覚えていませんが、彼女👩を実家に連れて行く事になりました。

十年以上会っていなかった両親は小さかったですね。《ミス菊の女王👸》だった母親の白髪頭と、ケンカ負け知らずのゴツかった父親の小さくなった姿に涙がこぼれそうになりました。

彼女👩の両親と顔合わせをした時、彼女の母親のネチネチした愚痴にも、あの負けん気が強い両親のヘラヘラペコペコしているだけの姿を前にするのは本当に辛かったです。

まるで被害者と加害者のようでした。

彼女👩は何故なにも言ってくれないんだろう…と失望したのを覚えています。

まあ、二人の娘を持つ身になると
彼女👩の御両親の心配は『察するに余りある』訳ですが。

今までは『誰にも頼らない!自分の力だけで生きてみせる!』と入院・手術の時ですら親に連絡していませんでしたが、
家族👪が出来たとなると話は別です。

ボクの意地の為に家族👪に不安な思いはさせられません。

両親に頼る気なんか無かったけど、この先ボクの身に何が起きるか分かりません。

しかし、そんなボクの気持ちとは裏腹に元妻👩はボクの両親を激怒させてしまうのです。

『やっぱりヤッタか…。』

両親と彼女👩を残して仕事に出掛ける前に感じた不安が的中🎯してしまいました。

ウチの両親が帰る時に、次に泊まりに来た時の為に置いて行こうとしたパジャマを『忘れモノ』と突き返してしまったのです。

誤解では無い事は分かっていました。

彼女👩は、そういう事が平気で出来る人です。

もちろん元妻👩は弁解も謝罪もする事は無く、結局ボクは彼女の肩を持つしかありませんでした。

両親を斬らなければならない、かなりキツかったですね。

勿論、彼女👩だけに責任があった訳ではありません。

ウチの両親がどう云う人なのか、彼女👩がどう云う性格なのかボクが伝えていれば良かったのです。

どちらにせよ、いずれトラブルが起きてきたのは間違いありませんけどね。

しかし、やはりウチの両親に孫👶の成長を見せられ無くなってしまった事は悔やんでも悔やみきれません。

運動会、お遊戯…孫にしてやりたい事も沢山あったと思います。

おじいちゃん、おばあちゃんと呼ばれる事も孫と一緒に出掛ける機会も永遠に失われてしまいました。

彼女👩は、その事をどう思っているんだろう?よく平気でいられるな…と、いつも思っていました、

しかし、それでもボクは【家族みんなが幸せに楽しく暮らして行く事】が双方の両親に対する恩返しだと思って来ました。

第四章に続く…





















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