ノグブラック『夢色アート』

色鉛筆、アクリル画、水彩ペンのイラストや塗り絵の紹介。マウンテンバイクでのサイクリングや釣りの記事です🎵

しくじり先生(第二章) I am father

2018-11-26 09:58:26 | 日記
ボクは良い夫でも父親でも、立派な社会人でもありませんでした。

収入も不安定だったし、車🚗も無かったので、家族を乗せて海🌊に行くとか買い物に行くとか、学校に送って行くとか、みんな普通にやっている事を一切してあげられませんでした。

それでも、何年も休み無しで働いたり
一ヶ月の半分以上が出張だったり、会社に寝泊まりしたりと必死に働いて、人並みの暮らしをしていた時期が無かった訳ではありません。

額が床につく位🎵頭を下げ毎日働いている🎵チャンピオンでも無くリーダーでも無く、ロックスターでも無い I am father

世間の父親はみんなそうでしょう、職種や収入や地位はそれぞれ違ったとしても【命懸けで家族を守る】

若い頃に一番大事だと思っていたプライドなんか、家族を守る為なら🚾トイレに流しても、例え便器を舐めても何とも思わない。

それが【家族を守る】事だと思って走り続けて来ました。

しかし結果は、このザマです。

ボクを知る人なら『やっぱりな…。』って思うかも知れません。

理想の家族を目指した訳ではありません。

子供達には卑屈になる事無く、伸び伸び育って欲しい。

元妻には、一度きりの人生なんだから
出来るだけ自分の思うような、納得いく子育てをさせてあげたい。

…と思っていました。

ボクは幼稚園から小~中学校と、ずうっとイジメられて育ち、親からも『ダメなヤツだ、イヤな奴だ』と言われていたので、いつも俯いて過ごしていましたからね。

親と外出しても、いつも下を向いているので『一緒に歩くのが恥ずかしい。』と言われました。

(そりゃ下も向きたくなるでしょって😞)

こんなゴキブリや蛆虫🐛みたいな自分は、アイドルの誰を好きとか言う資格なんか無いって思っていました。

中学3年の時に家出をして、別にそのまま死んでも構わないと思っていましたが🚓👮お巡りさんに保護されてしまいました。

父親『不名誉な事をしてくれた。😠』

母親『キャンプ⛺とか行きたかったんでしょ?』

結局、ボクの気持ちなど誰にも解って貰えませんでした。

でも、この事をきっかけにボクは変わりました。

誰かに解って貰おうなんて期待は間違いだった。

ボクは確かにゴミみたいな奴かも知れないけど、ボクをイジメているコイツらといったら仲間の顔色ばかり気にしている卑怯な臆病者じゃないか!

もう逃げも隠れもしない、やれるものならやってみろ!

そこから、ただ強くなる事だけを考え秘かに身体を鍛えました。自分を強いと思っているヤツのプライドを踏みにじって喜びを得るような、歪んだ青春時代を送ってました。

弱いフリをしてケンカを売らせる➡やっつける👊みたいな…(^_^;)

まあ、そう云うのは“弱いヤツがやる事”なんですけどね。

【バガボンド】の中で武蔵に敗れた宍戸梅軒が『血止めをしてくれ。』と、自分の腕を切り落とした武蔵に手当を頼むシーンがあったけど親になってから目指した強さってそんな感じかも…

ただ“伸び伸び自由に”と言ったって、
それは《好き勝手にして良い》と云う意味では無いので、子供達の将来に良くない!と思った事には妥協したくありませんでした。

しかし元妻は、そんなボクの言う事は
全く理解してくれませんでしたね。

理解出来ないと云うより、そもそも理解するつもりが無い。
『従う事は負ける事と いいきかした🎵』

何故なんだろう?
ボクに学歴が無いからだろうか?
尊敬、信頼に値しない人間だからだろうか?

だったら、どうしてそんな奴と結婚しようと思ったのだろう?

ボクはこの事で、常に悩まされる事になります。

もしかしたら池上彰の云う事なら聞く耳を持つのかも知れませんが、池上彰が家族を養ってくれる訳でも、子育ての責任をとってくれる訳でもありませんからね。

第三章に続く…

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