しばらく・・・と言っても10日ほど、前回に書いたお気に入りのCKS70を使っていました。
新品のうちは、本来の性能を発揮できないらしく、しばらく慣らし(エージング)が必要らしいのです。
実際、聞き始めとエージングのし終わりでは、明らかに音色が違いますね。
エージングと言っても、何をするわけでなく、普段通りに使用していれば、だんだんこなれてくるような感じです。
新品一発目を聴いて「え~、別にいい音じゃないやん」と思う無かれ。50時間ぐらい聴いていれば、明らかに音が変わってますから。
エージングも、人によってそれぞれですが、僕は普段聴いている音量よりちょっと大きめの音量で一晩中ほったらかして鳴らし続けてます。
あんまり大きな音量でやるとイヤフォンを傷めますのでご注意ください。
仕事の移動中など、このイヤフォンでちょっと大きめの音量で、半ばトリップ状態でストレス解消しておりまして・・・
これはほんとに値段以上の価値のあるイヤフォンだなぁ・・・などと感心しておりました。
で、やはり気になるのが他にどんなイヤフォンがあるのかと言うこと。
僕の好みは、前回の件で低音が響くものが好きとハッキリしましたので、そんな方向性でいろいろ調べてみました。
なかなか、低音を唱うイヤフォンって少ないんですね。それと、友人がゼンハイザーの耳ふぉんがどうとか言ってたので
そこもちょっと調べてみました。
すると IE8 と言うのがBASS Control Systemが搭載されている。ほっほぉ~!
価格ドットコムで調べたら・・・・えらい値段してますわ。ま、あこがれのイヤフォンやね。
ってな感じで、数日過ごしました。
ある日、仕事で使う消耗品等を買いにヨドバシへ行きました。そうそう、IE8ってなんぼで売ってるんやろ
と3階のオーディオコーナーへ。いっぱいありすぎて何が何処にあるのかわかれへん。
店員さんをなんとか捕まえて、「すんません、ゼンハイザーのイヤフォンってどこですか?」と聞くと この辺にありますよ と
うーん、そうじゃなくて、IE8が見たいんですけど。
それなら、向こうのガラスケースの中です。 さすが高級イヤフォン!
店員:オーディオプレイヤーお持ちでしたら、試聴できますよ
私:え!?マジで? でもそんなん聴いたら絶対欲しくなるやん。
店員:・・・・・
と言うことで試聴してみました。
衝撃的でした。言葉が出ませんでした。音が柔らかいのにスッキリ聞こえる、低音も決して誇張してないのにずーんずーんドンドンと響く、なのに中高音もしっかり伸びてクリアに聞こえる。
なにより、どこでギターを弾いていて、どこでベースを弾いていて、どこで歌ってるのか と言うことがまるで見えるような感じで聞こえてくる。音場がとても広い!
まるで高級ヘッドフォンで聴いてるようでした。
頭を冷やすために、別の階の喫茶店へしばらく待避しました。
そこで、再度CKS70で音楽を聴いてみました。
やっぱりこれはこれですっごくいい。とてもいい音で音楽が楽しめる。ただし、知らなければ・・・・
知ってしまいました。レベルの違いと言うか、もちろん価格差が大きいから、比べるのも酷な話なのですが。
きっとこれが、オーディオの入り口なんでしょうね。
ポイントはいらんからと徹底的に値切りました。手持ちのポイントも全て使いました。
おかげで、価格ドットコムよりは安く買えました。
最初の一発目は、中高音が若干こもる感じがしましたが、今ではばっちり伸びてます。
BASSのダイヤルも今は最大で使ってます。でも、高音域もこもることなくハッキリクリアに聞こえます。
でも、最初にコンビニで買った980円のパナソニックのカナルイヤフォン、結構イケてます。
今も寝ながら使ってます。(^.^)
前回書いたゼンハイザーのIE8に至るまでに、結構試行錯誤があった。先々月にiPhone3GSを手に入れ、アプリや音楽を入れてそれなりに楽しんでた。スケジュールやメール等、長年モバイル機器を使ってきて、初めてほんとの意味で使い物になる端末だと関心しておりました。もちろん、音楽も手持ちのCDを順次録音していった。AACの256kbpsで。今まではソニーのHDDウォークマンを使ってました。それはATRACK3の256kbpsで録音するのが、容量と音質のバランスがちょうど良かったし、1万円前後のイヤフォンで聞くには十分だったので、 iPhoneでもそのようにした。 ある日、仕事で出かけた際にヘッドフォンを持ち出すのを忘れてしまって、これまたそんな時に限ってどうしても音楽を聞きたくてたまらない衝動に駆られる。仕方がないので、道中のコンビニに寄ってイヤフォンを物色してみたら、980円でパナソニックのカナル型のイヤフォンを見つけた。カナルはあまり好きではないのだが、電車内では音漏れ等の心配が少ないので、まっこれでいいか とりあえずやしと思い、買ってすぐ装着して音楽を楽しんだ。しばらく聴いていて、このイヤフォンが値段の割に結構いい音を出す。それにも増して、装着感が抜群にいいのである。少々小走りでもずれない。ほぉぉ、カナル、結構いいやん。それやったらもうちょっと値段の張るやつならもっといい音するのかな?と欲が出てくる。ちょっと調べてみたら、オーディオテクニカのCKM70が、980円のパナソニック製のやつに型も似ていてよさげてあったので
別の日の仕事の帰りに、LABIに寄って手に入れてみた。
しかし、実際に音を聞いてちょっとガックリ。 僕の好みの音と違うのである。
中音域がぐっと前に来るタイプで、僕の望む低音域が響くようなものではなかったのです。
あちゃ~、やってもうた。もうちょっとしっかり調べとけば良かった。と思いつつ
再度いろいろ調べてみた。
元来、オーディオテクニカが好きなのでそこを中心に調べてみたら、いいのがあるじゃない!
SOLID BASS System なるものを搭載してるイヤフォンが CKS70 がそうである。
そうなのか!低音重視で設計されてるのか!これは良さそうだ。
で、天王寺のソフマップで買ってみた。
家に帰るまで待てずに、道中に梱包を解き、早速聴いてみた。
すごいぞ低音!若干高音域の伸びが悪いが、この値段でこの音なら値段以上の価値がある。
恐るべしオーディオテクニカ。 これ相当お気に入りになりました。
しばらくエージング(慣らし)を進めるに従い、高音域も伸びるようになってきて、ほんとにお勧め出来る一品だと思います。
なによりバスドラムの音圧を感じられる数少ない一品だと思います。
かなりご機嫌ですね。
しばらくこれで楽しみます。