森に行きたい！

殺風景な庭に姫りんごの花が咲きました。かわいいので写真とりました。これは小さいりんごの実がなるのですが、あまりにすっぱ渋くて食べられません。
わたしは植物や花を育てるのが苦手なんで、うまくいけば食べられる姫りんごになりそうな気がするんですが、育て方がよくわからないのです。
犬や猫が鳴いていると、なんと言っているのかすぐわかるし、同時通訳されたように頭に犬や猫のせりふが入ってくるのですが、花や植物はどうしてもわからず、水をあげすぎて枯らしてしまったりと、へたです。すべての生き物はきっとなにかしらメッセージを送っているのだとは思うのですが、きっと花や植物の好きな人は、花がお水を欲しがっているのが、見ているとよくわかるんだろうな、と思います。
こだまが寝ている頭のところに来て、「にゃー」というと「ご飯くれ」と言っているのか、「寒いから入れて」と言っているのか、「外に出してちょうだい」と言っているのか寝ぼけまなこでもしっかりせりふで聞こえてくるのです。その点、人間はわかりにくい動物ですねえ。本音と建前を使い分けるし、おせじや皮肉も言うし、同時通訳不可能なぐらい相手の心がわからないときがあるのです。
こちらが何か問いを発しても答えが返ってこないから、会話は成り立たず、そこで終わってしまうことだって多くあります。
人間は言葉を話すのに、それに反して一番伝わらない、届かないという思いを味わう生き物でもあるなあ、と思います。
人間関係で悩んだことは今までとんとありませんが、届かない思いは何度も味わいました。人間関係に悩まないということは、たぶんそこまで人間を信頼していないからかもしれないなあ？とも思います。
動物が好きなのは、たぶん対する相手に１００パーセント本音でぶつかっていて、裏がないからかもしれません。だからこちらも動物には１００パーセントで相手してあげられるから、そういうクリアな関係はさわやかです。花や植物もきっとそうだろうと思います。

あしたから少し休みがとれそうで、１日ぐらい森にでも行きたいなあ・・・と思っているのですが。