S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

遺伝子は孫の代まで?

2006-05-15 14:16:33 | Weblog
母の日も、父の日も、自分の誕生日すらまったく考えていないのは、我が家の長男で、母の日の感謝のことばも、父の日の感謝のことばもなく、というか何の日とかいうものが、息子の心の中にはまったくないのだ。まして自分の生まれた日さえ覚えていない。
息子は小さい頃から少し普通ではない?ような気がする。また普通ではではないこの息子のことはおいおいここにも書いていこうと思う。
お父さんの両親が宮城県にいるので、遠いのでいつも母の日にはお花を贈ってすませている。おかあさんから「届いたよお」と電話があって1時間ぐらい長電話してしまった。ふだんふたりきりなので、きっと淋しいのかもしれないなあ、それでもふたりともめっちゃ元気なので安心している。
おかあさんは年に似合わず元気で若いしおしゃれです。今年はお花といっしょに春のきれいなスカーフを贈ったらえらく気に入ってくれたみたいで、喜んでました。
おとうさんとおかあさんが話しているとまるで夫婦漫才みたいにおもしろい夫婦で、わたしは義理の母と父がすごく好きです。
義理の父の人生は聞けば聞くほどすごいので、昔はたぶんコワモテだったんだろうけど、今はかわいいじいちゃんです。耳がとおいので以前飼っていた猫ちゃんはじいちゃんの耳元で鳴いても起きないので、猫も頭がよくてじいちゃんの顔をしっぽでピシャピシャたたいて起こしていたそうです。それにじいちゃんは猫のながーいひげをはさみで短く切っちゃったらしいです。おばあちゃんが「猫のひげを切っちゃう人なんかいない」とあきれてましたが・・・・・
そのおじいちゃんの性格をかなり受け継いだのが、我が家のお父さんで、最近しゃべり方も行動もおじいちゃんに似てきた・・・・遺伝子ってすごいなあと思う。

アマゾンで発注しておいた吉本隆明の「親鸞」がきのう届いたので、夜読み始めた。知らない仏教用語がたくさん出てきてすぐに眠くなってしまう。でも親鸞は興味があるので、がんばって読むぞ!副題は「善悪の彼岸へ」です。
吉本隆明は大好きで、評論文はけっこうたくさん読んだ。ばななさんのお父さんなので、ばななさんの小説も全部読んでいる。だけどやっぱりお父さんの方が惹かれる。
義理の父もすごーくたくさん本を読む人で、「自分史」とか書いてほしいなあ・・・・おもしろい壮絶な人生だったので。



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