きょうはコタツをとうとう片付けました。寒がり屋の長女は「えーっ」と反対していましたが、きょう片付けないと、また仕事で来週になっちまうので。ゴールデンウィークの最後に雨が降って、お祭りのあとの静けさみたいな日。
きのうよりは我が家もみんな少し元気が出てきました。
テレビで世田谷区の給食費の免除を受けている子供が40パーセントになり、生活保護世帯がかなりの数で増えていることをいってましたが、給食費免除の子供のお母さんが、こんなことを話していた。「お金があれば塾にもいかせられるけれど、とうてい無理なので、塾にいっていない子はいっしょになって遊んでしまう。家に帰っても母親も働いていて淋しいので、結局塾にいっていない子供どうしで遊んでしまって、塾に通っている子たちと学力にも差がついてしまうのが心配です」
生活保護世帯にしても、子供たちはどうしても学力の差がひろがってしまう。今の政治はビラミッドを作り、あえて貧富の差を作り、学力の差をつくり、富裕層はずっと富裕層でいられるように底辺の労働力をあえて作り出そうとしている気がする。富裕層が存在するためには、必然的に労働力となる底辺の層が必要だからだ。
今、世界で子供の学力の一番高い国はフィンランドで、この国は「国をつくっていくこれからの世代、今の子供たちが国にとっての一番大切なもの」という考え方をしていて、学校でわからない子供たちには差がつかないようにちゃんと補修をして、学力を高めている。したがって塾も存在しないし、子供たちを教育するお金は国がきちんと面倒見ているのだ。子供たちみんなを大切にし、学力の差をなくしていこうとしている国と、日本の今の現状との差に愕然としてしまう。
子供たちの夢をさえ、うばってしまっているような気がする。お金がなければ結局は同じ土俵に立てないというシステムなのだ。
ほんとうの豊かさとは何だろう?とすごく考えてしまう。小泉さんは「格差は当たり前で、どんな時代にもあった」とのたまっておりますが、現在のような学力にも必然的に差をつけてしまう社会が今まであっただろうか?
世界の頂点にアメリカのユダヤ富裕層がいて大きなピラミッドがあり、日本のなかにもこうしてピラミッドがあり、それが現実の世界であり、社会だけれど、それではほんとうに豊かな世界には程遠いなあ、とため息まじりになる。
セレブという言葉も、勝ち組という言葉も、ほんとうの豊かさとは正反対な言葉で、聞くだけでいやーな言葉だ。「くそくらえ」という言葉のほうがもっと好きだなあ・・・・・?
きのうよりは我が家もみんな少し元気が出てきました。
テレビで世田谷区の給食費の免除を受けている子供が40パーセントになり、生活保護世帯がかなりの数で増えていることをいってましたが、給食費免除の子供のお母さんが、こんなことを話していた。「お金があれば塾にもいかせられるけれど、とうてい無理なので、塾にいっていない子はいっしょになって遊んでしまう。家に帰っても母親も働いていて淋しいので、結局塾にいっていない子供どうしで遊んでしまって、塾に通っている子たちと学力にも差がついてしまうのが心配です」
生活保護世帯にしても、子供たちはどうしても学力の差がひろがってしまう。今の政治はビラミッドを作り、あえて貧富の差を作り、学力の差をつくり、富裕層はずっと富裕層でいられるように底辺の労働力をあえて作り出そうとしている気がする。富裕層が存在するためには、必然的に労働力となる底辺の層が必要だからだ。
今、世界で子供の学力の一番高い国はフィンランドで、この国は「国をつくっていくこれからの世代、今の子供たちが国にとっての一番大切なもの」という考え方をしていて、学校でわからない子供たちには差がつかないようにちゃんと補修をして、学力を高めている。したがって塾も存在しないし、子供たちを教育するお金は国がきちんと面倒見ているのだ。子供たちみんなを大切にし、学力の差をなくしていこうとしている国と、日本の今の現状との差に愕然としてしまう。
子供たちの夢をさえ、うばってしまっているような気がする。お金がなければ結局は同じ土俵に立てないというシステムなのだ。
ほんとうの豊かさとは何だろう?とすごく考えてしまう。小泉さんは「格差は当たり前で、どんな時代にもあった」とのたまっておりますが、現在のような学力にも必然的に差をつけてしまう社会が今まであっただろうか?
世界の頂点にアメリカのユダヤ富裕層がいて大きなピラミッドがあり、日本のなかにもこうしてピラミッドがあり、それが現実の世界であり、社会だけれど、それではほんとうに豊かな世界には程遠いなあ、とため息まじりになる。
セレブという言葉も、勝ち組という言葉も、ほんとうの豊かさとは正反対な言葉で、聞くだけでいやーな言葉だ。「くそくらえ」という言葉のほうがもっと好きだなあ・・・・・?