HDR_nonbe

HDR写真 (ハイダイナミックレンジ写真)を中心に、ときどき(3DCG・建築パース・酒・サッカー・音楽・囲碁)など

nonbe's nanHDR tips

2010年01月20日 11時30分19秒 | ■ HDR-nanHDR
このブログでnanHDRと表示されてる写真のtipsです。
単RAW(jpgも可)からHDR風味の写真を作ります。
(「nan」は「なんちゃって」の「なん」、「難あり」の「なん」、「難解」の「なん」、「難儀なやっちゃな~」の「なん」、「なんでんよか」の「なん」をあらわします。(笑)命名日

(いくつかに分かれていたのをまとめました。加筆訂正あり。)

※1:このtipsにはPhotomatix3.2.6くらいとPhotoshop7くらいを使います。もちろんそれよか上のバージョンだとより便利です。
※2:当tipsは基本Macで進めてます。Winで「変だ、そんな事できないぞ?」ってかたコメントください。


PhotoshopでRAWファイルを開いたら[イメージ]→[モード]→[Lab カラー]に変換。
[ウィンドウ]→[チャンネル]でチャンネルウィンドウの中のLを選択。
この[Lab カラー]の[L]とゆうのは暗黒世界を牛耳るメイドの中枢です。


そのLを[選択範囲]→[全てを選択]→[編集]→[コピー]。
[ファイル]→[新規…]にペースト。
PhotomatixはLabを受け付けないのでグレースケールtif保存します。
ファイル名は仮に『hakone.tif』とします。




単写をあえてHDRふ~にする必要はあるのだろ~かとゆう疑問はちょっと置いときます。(笑)
複写HDRの動体除去がめんどいから単写で工夫する、ってことにしときます。
手っ取り早いのはTopaz Adjustなんだろうけど、それはちょっと置いときます。(笑)
単写をダイレクトにPhotomatixにかける手もあるんだけど、ノイズがひどいのでやめときます。
むかぁ~しadobeのサイトにLabカラーモードを使って「カラー写真を味のあるモノクロ写真に変換する」tipsがありました。
このnanHDRはそれを参考に発展させてきました。

さて、続きです。
Photomatixを立ち上げます。
[HDRイメージを生成]→[ソースイメージを選択]→[参照…]で先ほどの『hakone.tif』を3回読み込み[OK]クリック。
(Winでできないときは同ファイルをあと2コ複製しファイル名を少し変えて読み込んでみてください。)


[E.V.スペースを指定]→[2]で、+2EV、0、-2EVに。


こんなアバウトな条件で[HDRを生成]クリック。


HDR化した画像が現れたら[トーンマッピング]クリック。


[トーンマッピング設定]の[細部強調]はかなり極端ですが、こんなもんで保存します。

(この辺は好みによります。何回かテストしてください。)



Photoshopに戻りPhotomatixで作成された『hakone___トーンマッピング済み.tif』を開く。[イメージ]→[モード]→[Lab カラー]に変換。

(背後にあるのは開いたままのLabモードに変換した元画像。)

[ウィンドウ]→[チャンネル]でチャンネルウィンドウの中のLを[選択範囲]→[全てを選択]→[編集]→[コピー]。
Labモードに変換してあった元画像のチャンネルLにペースト。


Labをクリックするとカラーに戻る。


あとはお好みでレイヤーワークに励む。(笑)

(チャンネルLに戻ってレベル補正などで調整してもよろし。)

以上です。

学年末のガッコの先生のセリフ思い出した。
「最後駆け足になってしまいましたけど、あとは各自良く読んでおくよ~に。わかんないことあったら職員室に来なさい。」(笑)


いちおHDRらしきことはしてるのですがやはりトーンマッピングがキモですね。

何か気付かれた事、関連するナイスアイデアなどありましたらコメントお願いします。


最近の作例を3点ほど。


jpg

nanHDR





jpg

nanHDR





RAW

nanHDR