ふるさとでもないのに、
帰りたい場所がある。
これ、
いいようで、
実は、とても切ない。
一人でもいいときはあるけれど。
やっぱり、
二人がいい。
なんでやねん!と思うことを、
なんでやねん!と言わず、
黙々と、
いつもの口調、
いつもの表情。
ねぇ、それって、本当に大丈夫?
人から見れば、
どうして?と思うことも、
理由がある。
話せないだけ、
話したくないだけ。
香りが放つ。
臭いが送る。
その、メッセージ。
温もりは遠くに。
本音をずばっと言うことはできないけど、
本音の「内容」を伝えるにはどうしたらいいかな。

夢や希望は、
探して手に入れるよりも、
日常から湧き出てくるものなのかな。
後から振り返ってみると、
日常の中に、
鮮やかに輝くきっかけがあるもののような気がする。
ずっと一緒にいると疲れるかもしれないけど、
ずっと一緒にいたい、と思う時があるんだ。
せめて、
5分。
じゃれるように甘えさせて。
後は我慢してがんばるから。
あなたは幸せなの?と聞かれ、
うん。
と言える時と、
返事したくない時と。
何かを求めて、
これからずっと、走り続ける。
2人ならきっと、大丈夫。
「何か」は、二人の中にある。