10連休も後半になってようやく
今か今かと待ちわびていた
ジャーマンアイリスの花が咲き出した。
最初は一輪だけだったのが日を追うごとに
2つ、3つと次々に花が開いていく。
お次は私の番よ…と言わんばかりに
開花の順番を待っている蕾がいっぱいだ。
このジャーマンアイリスも古くからの住人で
毎年この季節になるとゴージャスな青色系の花を咲かせては
これ見よがしに存在感をアピールしている。(笑)
ガーデンの良く日の当たる一等地で
年々縄張りを増やし、いつしか大きな株になってきた。
一度根づいたらテコでも動かない…
誰が何と言おうとこの場所は渡さないよ!
そんな上から目線の物言いを如何にもしそうなところや
自信たっぷりの強い意志を感じるところ
そして、まるで誇り高き女王様気取りのところが
何とも言えず人間臭くて気に入っている。
そんな大きな勘違いしてる人…いるよね。(笑)
図々しくて…でも、どこか憎めない。
もしかして、96歳のうちのばあちゃんもそう?
またまた、母のお出ましだ。(笑)
よっぽど先日の印象が強烈に残っているらしい…。
でも、たとえそれが勘違いだとしても
長い時間を生き抜いてきた者だけに許される
ある意味、特権なのかも知れない。
だからこのジャーマンアイリスが大きな顔をして
ガーデンの真ん中で威張っているのも
許されて当然のことなのだ。
たとえ1泊を3泊だと言おうと
自分のことや昔の話をいくら美化して語ろうとも
それは違うと頭から否定してはいけない。
私たちひよっこはただ黙って
しもべのように女王様を仰ぎ見ればいい。
そう、それでいいのだ!(笑)