noriba-ba's garden

クレマチスとオオデマリの白い花

 早咲き大輪パテンス系のクレマチス

スノーパラダイスの白い花が咲き出した。

イングリッシュローズのクィーンオブスウェーデンと

一緒のオベリスクに這わせているのだが

あろうことか…バラの開花を待たずに一足お先にと

自分勝手に一人でさっさと咲いてしまった。

いやはや何とも自己中心的で

同居人に対する思いやりのかけらも感じられない。(笑)

どうしてもう少し待ってあげられなかったのか…。

自分だけ良ければそれでいいのか…。

協調性のなさに怒りを通り越して情けなさを感じる。

これほどまでに私が思うのには理由がある。  

実は…バラとクレマチスは相性が良く

一緒に植えるととてもキレイだと風の便りに聞いたので

2~3年前から同居させ楽しみにしていたのだ。

ところが、それぞれの開花時期をよく確かめもせずに

適当に植えたものだから…このミスマッチだ。

だから悪いのは私であってこのクレマチスではない。


それはわかっているんだけど…

どうしても失敗を人のせいにしたくなるのが悪い癖だ。(笑)

あ~あ、これではこのバラとクレマチスの

美の競演はこの先も望めそうもない。

あ、でも他にも2か所の同居オベリスクがあるので

まだまだ希望は捨てたもんじゃない。(笑)

それにこれはこれで十分美しいから、ま、いいか…。

と、あくまでも前向きでお気楽な私。 (笑) 

気分を変えて…青空に映える白いオオデマリの花。 

咲き始めはこんなふうに少し緑がかった白色だが  

 日が経つにつれて真っ白に変化する。

 アジサイによく似た花をいっぱいに咲かせて

遠目にもその白色がよく目立つ。

真ん中に小さく隠れるように咲いているのは

うっすらほのかなピンク色のピンクオオデマリ。

オオデマリのあまりの勢いに圧倒されてか

かろうじて一輪だけひっそりと咲いている。

何れ姿を見せなくなるのでは…と危惧しているのだが

まだ今年は何とか生き永らえているようだ。


そんなふうに言うとまるで絶滅危惧種みたいだが

そう、まさにその通りなのだ。

実はこのピンクオオデマリだけじゃなく

他にも気がかりな絶滅危惧種がたくさんあって

すでに絶滅したものは数知れずだ。

などと自慢げに話してはいけないが…(笑)


ならばそれなりの保護活動をすればいいだけの話だが

当方、そんな技術は持ち合わせていないので

ただ手をこまねいて見ているだけ…。

悪く言えば放ったらかしだが

よく言えば 自然の摂理に任せている

もっと言えば、植物の生きる力を信じているのだ。


もしも悲しいかな絶滅したとしたら

それはここの環境に合わなかったということだし

もしも嬉しいことに再生できたとしたら

それはその植物の生きる力に他ならない。

今このガーデンで元気に育っている植物たちは全て

自分の力で生き残ってきた精鋭たちなのだ。


だから声を大にしてピンクオオデマリに言いたい。

もしこの場所で生きていきたいのなら

周りの人を頼りにせず

自分の力で頑張って生き抜くしかないと。

間違っても庭主がどうにかしてくれるなどという

甘い考えを持ってはいけないと…。


なあ~んだ、結局そこか…。

ずぼらガーデナーの長ったらしい言い訳かよ!(笑)


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