今年のお正月も流舟(りゅうしゅう:夫のペンネーム)手づくりの
茶室「紀楽庵」で、家族揃って恒例のお茶会始めを行った。
久し振りに炉のふたを開けて時間をかけて炭を熾す。
その間に、庭の寒椿を手折ってきて置き床に飾り
香炉を焚いて茶室の雰囲気をお正月らしく演出する。
茶釜の中のお湯も沸き、準備万端相整ったところで
客人を呼び入れ、いよいよ新年の大茶会(笑)の始まり。
シュンシュンと沸くお湯をお茶碗に注ぎ入れ初お点前。
恥ずかしながらお顔は見せられませぬ…。(笑)
お行儀よくきちんと正座して待つ息子の嫁と我が娘。
こちらも残念ながらお顔はお見せできませぬ…。
野趣豊かな手づくりの黒文字でお正月用の生菓子を
頂きながら飲むお茶は最高に美味しゅうございました。
そしてお茶会の後、茶炉の炭をログハウスの炉端に移し
知人から年末に頂いたアユを竹串にさして焼くことに…。
アユだけでなく、網の上にはこれも頂き物のくずし天を
ズラリと並べて、炉端焼きとしゃれ込んでみた。
このアユ…食べてみて気づいたのだが、お腹の中に
びっしりと卵が入った天然子持ちアユで、最高に美味!
こんなふうに美味しいものに囲まれて過ごした今年の
お正月…。何より、家族みんなが揃って笑顔で健康に
迎えられたことがいちばん幸せなことだと感謝!
これも、年末に頑張って門松を作ったからこそ、年神様が
迷わず我が家に下りてきてくれたお蔭かも知れない…。
…なんちゃって!(笑)