ここしばらく、旅らしい旅はしていないのだが…
仕事がらみでこの夏に訪れた瀬戸内海の犬島の風景。
宝伝という小さな港の沖に浮かぶ、これまた小さな島…。
夕刻、用事を済ませて犬島港から帰途についたのだが
その時、船上から見た美しい色彩に染まった夕焼け空と
沈みゆく太陽の光でキラキラと煌めく水面は最高だった。
また、夏の終わりに出かけたのが西宮市の大谷美術館。
ここで開催されていたのは、ボローニア国際絵本原画展。
この美術館を入るとすぐ目の前に広がる美しい日本庭園。
絵本の原画も良かったが、この庭はもっと素晴らしかった。
そして、昨日行ってきたのが大阪にある阿倍野ハルカス。
ここで開かれている「トーベ・ヤンソン展」を見るためだ。
ムーミンの作家として有名な彼女の生誕100年記念展だ。
昨年から全国を巡回しているムーミン展では見られなかった
画家としての油絵や風刺画などの作品が数多く展示され
ムーミンだけではない彼女の確かな力量と人となりが窺え
さすがに見どころ満載のとても素晴らしい内容に満足した。
もちろん、写真撮影はNGなのだが、この夏の家だけは
撮影OKだったので、ミーハー気分で撮ってみた。(笑)
仕事を辞めて晴れて自由の身になった時には、いつか
是非このムーミンの生まれたフィンランドに行ってみたい。