先週末の夕焼け…西の空を赤く染めて山の稜線に沈む太陽。
こんなにキレイな夕陽を見たのは久し振りのような気がした。
そして、翌朝は素晴らしい雲海が眼前にゆったりと広がり…
大自然を丸ごと独り占めしているような最高に贅沢な気分!
雲海が見える日は晴れると言うが、本当にその通りだった。
小春日和を思わせるように暖かく、青く澄み渡った空に
たくさんの花を咲かせ、今まさに見頃を迎えた皇帝ダリア。
ほとんどの木が紅葉が終わり、次々に葉を落としていく中で
ひとり遅れて紅葉の時期を迎えているのがブルーベリー。
そんな中、予想外の悲しい出来事がこの日起きてしまった。
これは、1週間前の11月23日の日曜日のガーデンの風景。
まだ、多くの木々が色とりどりに紅葉した葉をつけていた。
そして、これが1週間後の11月30日、先週末の風景…。
この2枚の写真を見比べて、その違いが分かるだろうか?
ほとんどの木がたった1週間の間に葉を落としてしまった。
確かにその通りだが…問題の悲しい出来事はそれではない。
実は、真正面にそびえていたコナラの大木が切られたのだ。
下の道路の通行に邪魔になるということで、バッサリと…。
お陰で見晴らしは良くなったのだけれど、私は残念だった。
あそこまで大きくなるには何十年もの歳月がかかったろうに
人間の都合で…生まれた場所が悪かったとしか慰めようがない。
コナラの大木に合掌。