約2か月ぶりのブログ更新だが
アジサイ祭りのあとのガーデンはめっきり花が減り
今は雑草祭りの真っ最中だ。(笑)
そんな真夏のガーデンで咲いた数少ない花たち。
大輪の白いユリはカサブランカ。
一本の茎からたくさんの花が咲いた。
植物画の教材だったムギワラギク。
絵を描いた後に鉢植えを地植えにした。
真っ白のグラジオラス。
日差しを遮るパラソルのような花が印象的な
エキナセアには夏がよく似合う。
これも夏にピッタリの黄色の姫ヒマワリ。
秋の気配を感じる涼しげなキキョウ。
ミソハギも咲き出した。
そして一日花のムクゲ。
夏の暑さをモノともせずに元気に咲いている。
こんな具合で真夏のガーデンには特筆すべきネタ花も無く
ひたすら草抜きと畑の管理、そして趣味に時間を費やし
ブログをサボっていたという訳だ。
言い訳はこれぐらいにして…(笑)
昨年の6月2日にノラにゃんこが逝ってから早や1年。
今でも時々思い出しては切なくなるのだが
当時ノラのご飯を食べに来たことがあるこの黒猫。
この写真はノラが逝ってまもなくやって来た時のものだが
ノラが亡くなる1か月前にこんなことがあった。
ノラにゃんこのガールフレンド?! - noriba-ba's garden
この子がノラの1周忌を迎えた6月頃から
ちょくちょく姿を見せるようになってきたのだ。
私たちはこの黒猫をクロちゃんと呼ぶことにした。
最初のうちクロちゃんはテラスに干していた残飯を
コソコソと漁っていたようだが
いつしかオジサンが残り物を食器に入れてやるようになり
それをあてにして頻繁に来るようになった。
最近ではノラと同じように窓辺の踏み台に座って
ご飯待ちをするようになってきて
ついにはオジサンの顔を見て「ニャ~ニャ~」と
鳴き声を上げて催促までする有様なのだ。
待てよ、もしかして…
このパターンはノラの時と全く同じではないか。(笑)
また同じことを繰り返すのか?
また同じ悲しみを味わうかも知れないのに…。
もうあんな辛い体験はこりごりだと思ったはずなのに。
「でも、この子はノラの友だちだから…」と
勝手に都合の良い理由をこじつけて
またまた性懲りもなくネコ食堂が始まった。(笑)
そんな先日の朝のことだ。
いつものようにクロちゃんが来てるかなと
窓ガラス越しにテラスのベンチを覗いてみたところ
何と、クロとは別に黒い小さな塊が
ベンチの左端にいくつか居るではないか!
よく見るとクロそっくりの子猫が、それも3匹も。(笑)
えっ!どういうこと?
この子猫たちはクロの子どもたち?
クロちゃんは子育て中のお母さんだったの?
思いがけない展開にビックリだが
どうやらクロが子どもたちを連れて来たらしい。
今までは一人で来ていたのに
ここは安全な所だと思ったのだろうか
子連れでご飯を食べに来たのだ。
驚いて私たちがテラスに出て行くと
クロちゃんと子猫たちはベンチから飛び降りて
テラスの階段あたりまで逃げて行ったが
それ以上は逃げることもなく私たちの様子を窺っている。
そこで朝ご飯を食器に入れてやると
私たちの姿が見えなくなるのを待って
少しずつ近づいてきてご飯を食べ出した。
その様子を窓ガラス越しに見ていると
子猫たちがご飯を食べている間
クロ母さんは食べずにじっと見守っていた。
そして子猫たちが食べ終わるのを待って
ようやくクロがご飯を食べ出した。
さすがお母さん。偉いよねえ~と感心することしきり。
その後、食事が終わったクロちゃんと子猫たちは
しばらくテラスでまったりと寛いでいたが
いつの間にか姿が見えなくなった。
まだ小さな子猫を3匹も連れて
どこまで帰って行ったのか知らないが
シングルマザーのクロ母さんはワンオペ育児で大変だ。(笑)
「これから毎日こうやって家族全員で
ご飯を食べに来るのかなあ~。」
「このまま我が家に居ついてしまったらどうする?」…と
オジサンの心配は尽きないが
翌日も朝から来たクロちゃん一家の写真を
せっせとラインで送ってくるところを見ると
案外まんざらでもない様子。(笑)
さて、この先どうなっていくことやら。