今日は久し振りにステンドグラスの作品を…。
春頃からのコロナ自粛期間中にコツコツと作業を進め
つい先日ようやく完成したのがこのランプ。
ティファニーの16インチのパンジーのランプだ。
ランプベースは家にあった深緑色の陶製の花瓶を有効活用。
パンジーの花はピンクと水色、そして黄色と濃青の
4色のガラスを組み合わせ
バックは上の方は白く、徐々に下に行くに従って緑へと
色のグラデーションを意識しながらカットした。
灯りは3灯のクラスターをつけているが
1灯点けただけでも結構明るい。
ちなみに、電球は100円ショップのLED全方向型。(笑)
このランプは意外と小さなパーツが多くて
ガラスのカットもルーター掛けもかなり神経を使った。
おまけにコロナ禍で教室が休講になり
しばらくの間、作業が途中止めのままだった期間も長く
結局完成まで半年もかかってしまった。
でも、それだけに、こうして出来上がった作品は
愛着も、喜びもひとしおだ。
ついでにもうひとつ、コロナ禍で作ったランプ。
先程のパンジーのランプの作業が途中止めになり
余りにも手持ち無沙汰だったので
ふと思いついてオリジナルのランプを作ってみた。
何ともゴチャゴチャと賑やかなランプだが…(笑)
このランプシェードは6角錐で
それぞれの面にいろいろなガラスをはめ込んでいる。
その多くはフュージングしたガラスだが
中にはずいぶん前に焼いて、そのまま使わずにいた物も
今回、蔵出しセールということで使うことになり
ようやく日の目を見ることになった。(笑)
そして、このランプベースは見ての通り
ウィスキーかブランデーの洋酒の空き瓶を使っている。
その瓶にフューズして作ったガラスタイルを
接着剤でペタペタと貼り付けている。
実はこのランプベースは以前に作ったもので
今回、ようやくシェードを作ることができたという訳だ。
それにしても…我ながら呆れるほど
遊び心満載のユニークなランプが出来上がった。
到底、教室の先生には見せられたもんじゃないが…(笑)
でも、こんなオリジナルな作品づくりは
あれこれアイデアを考えるのも、作っている時も
どうしようもなく楽しくて仕方がない。
きちんとした作品づくりもそれはそれで楽しいが
たまにはこんなふうに自由気ままに作ってみるのも面白い。
「あのう~、今日はボクの出番は…?」
ゴメン!今日はノラにゃんこの出番は無しで~す!(笑)