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noriba-ba's garden

山庭の黄葉と子猫たち

いろんなものに興味津々な子猫たち。

テラスに栗を置いてみた。

最初に興味を示したのはサバちゃん。

「ん?これは、ニャにかな?」

次にやって来たのはイッちゃん。

「ニャんだ?これ、食べもの?」

「みんな、ニャにしてるの?」とニーちゃんも。

「う〜ん、食べものじゃないみたい。」

「痛いよ、このトゲトゲ…。」

その様子を離れた所からじっと見ているチビクロちゃん。

「お兄ちゃんたち、ニャにしてるのかな?」

最近は行動範囲も広がって

山庭を探検する姿もよく見られる。

「ん?ニャにか動いてるぞ?」

昆虫を追いかけて狩りの練習も始まった。

カマキリをさんざん弄んだあと

パクッと食べてすまし顔のイッちゃん。(笑)

「母ちゃん、ボク、カマキリを食べたよ!」

「ほう、それは凄いね!」

「もっと居ないかなぁ~、カマキリ…」

「アンタたちもボーっとしてないで

お兄ちゃんみたいにカマキリ探したら?」

「うん、わかった。頑張る!」

「でも、どこに居るのかニャ~」とニーちゃん。

「たぶん、この辺に居るんじゃないかニャ~」と

張り切って探すチビクロちゃん。

「こらこら、畑に入ってはダメでしょ!

大根の芽がようやく出たところなんだから…。」

叱られて凹むチビクロちゃん。(笑)

そんな黒子猫たちの中にあって

サバちゃんはいたってマイペース。

「みんなニャにしてるのかなぁ~」と

上の方から高みの見物だ。(笑)

ガーデンでひとしきり遊んだあと

今度は道路沿いのカエデの木の周りで

遊び始めた子猫たち。

木の幹で爪とぎをしたり

取っ組み合いでプロレスごっこをしたり

何ともかとも賑やかだ。(笑)


子猫たちに負けじとばかりに

山庭の木々も賑やかな色になってきた。

中でも見事なのは黄色く染まる桂の木。

日に日にハート型の葉に黄色が広がっていき

あれよあれよと思う間もなく

次々と情け容赦なく葉を落とす。

その天晴れなまでの潔さ。

 

ネコたちにばかりかまけていると

せっかくの美しい山庭の紅葉を

うっかり見逃してしまいそうだ。(笑)


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