先日の連休の1日、久し振りにぶらり古い町並み探訪へ。
出かけたのは岡山県北の小さな城下町、真庭市勝山。
ここは寅さんシリーズの最終作のロケ地で有名な場所。
寅さんがふらりと立ち寄ったという造り酒屋の辻本店。
大きな酒樽がで~んと置いてある暗い店の中に入ると
壁に立てかけた撮影当時の渥美清さんの写真パネルが…。
店の前では人力車の車夫さんが暇そうに一人佇んでいた。
なまこ壁の土蔵の開け放たれた窓には凝った装飾が。
この町では街並みの家々に必ず暖簾がかけられていて
これは辻本店さんの商売である酒屋をイメージしたもの。
連休だというのに、観光客はほとんど見られず
いやはや全く…ゆるゆると時が流れていく。
中国山地の山あいにぽっかりと取り残されたような
そんな、まったりとした雰囲気の街並みでした。