週末のスーパーマーケットで

週末の夕暮れ時のスーパーマーケットは混んでいた。

明日からの毎日に備えて栄養を付けておかなくちゃと考えたり、お休みに出掛けたから今日の夕ご飯位ちゃんと作ろうとか、面倒だけど仕方が無いから取り敢えず買い物して・・・等と色々な人で込み合っていた。


自分の買い物を済ませ出口に向っていると、二人組みの若い男の子が入り口から入ってくるところだった。

すれ違いざまに話していたのは
「昨日の豚汁がまだ有っただろ…」

そうか彼らは昨日も料理して今日も料理する積もりで買い物に来ているのか

何だかとっても微笑ましくもあり、健全でもあるように感じてしまった。

女の子だから料理が好きで、男の子だから料理しないなんてことは無いだろうけれど、二人で暮らしているのか知らないけれど、買い物に来ているのがお惣菜やサンでなく生鮮食料品店でこれから作るメニューを相談しているなんて。

結構手の込んだ物も作れるのかも知れない。
昨日の豚汁は美味しかったのだろう。今日も食べるらしいし。（まぁ残っていれば食べるけれどね。我が家の場合。）

毎日毎日作る食事は一緒に食べる人がいると面倒でも一人分だけ作るよりは遣り甲斐が増す？！かも知れない。
食事を飽きずにしかもバリエーション豊富に美味しいものを作り続けるのは大層なこと。
毎日だからね。それをしているお兄さん方は偉い

昼食のお誘い

仕事に就いてまだまだヒヨコちゃんの娘が昼食後取引先に出向く予定があってお昼に落ち合って一緒に昼食を取らないと誘ってきた。

友達と何処かでゆっくりと過ごすのとは違って時間の制限が有るのだけれど、仕方が無いから付き合ってあげてもいいよ～と返事した。

取引先の近くのターミナル駅近くが彼女にとって都合が宜しいらしいのでその条件で検索開始

「何が食べたい？近頃食べたいのは塩ちゃんこだけどお昼から鍋はねぇ～、混んでるお店は止めて、パスタなんか何時でも行けるでしょ、寒くなってきているからタンシチューのお店なんかでも良いけどな、それとも和食で軽めのところ探しておこうか？何時から来れるの？　」

「やはり誘ったのは間違いだったかも知れない」と思い始めている気配。

未だ少し日数があるから検索は続く

潮が満ちて引いて

先月は知り合いに不幸が有って手伝いに行った。

昨日会った別の知り合いにはお子さんがやはり先月予定通り生まれていた。

私の周りの人口は減りもせず増えもせず。

人が産まれたり亡くなったりするときには潮の満ち干きが大きく関わる。

大潮の時には赤ちゃんが生まれ易い。

我が家の第一子の時もそうだった。

人が旅立つ時には引き潮の事が結構あると聞いた。

今では病院でモニターに繋がれて産まれるのも亡くなるのも示されているけれど本来人は宇宙の中の一部で自然に産まれ亡くなるものだと改めて感じた。

満ちては引いていく繰り返しの中で人生も過ごしていくのだな。