のりまき

ときどき日記

ほ~ほ~蛍

2008-06-28 | 日記
梅雨の晴れ間に当たって喜んでいたのは私達

蛍を観に行ってきました

去年話を聞いた時には然程心動かされなかったけれど今年は予定もすんなりと決まり予約も取れて後は晴れることを固く信じて…

高尾山の少し奥まった渓流沿いの広い敷地にいくつも点在する離れは、お部屋から蛍が観れるように一面ガラス張りになっていて、庭園内には赤い毛氈の敷かれた縁台も所々に置かれています。

食事も早めに済んで未だ少し明るいうちに庭園内を散策して、水芭蕉の群生地を通って、花菖蒲の脇を抜けて、小川の側の小さな橋を幾つも渡ったところで段々と暗くなっていく空。

足元の灯篭の明かりで照らされた渡り木を通って東屋に辿りつきそろそろ蛍がお出ましになる頃かしら

庭園内の明かりが一斉に一時消えて、暗闇の中にぼんやりと小さな光が灯っているのに気が付くとため息が聞えてくるほどに綺麗

それから数十分ココにもソコにもアソコにも飛び交う蛍を見入っている私達。

何だか切なくなるほど美しくて、子供の頃に見て以来だと言う友達は涙が出そうになったとか

以前読んだ小説の中に登場した場所だと聞いて殊更感激した私

来年もまた来れるかな
それよりも、今年来た事忘れてないかな