のりまき

ときどき日記

何キリン?

2006-08-28 | 日記
最近読んだ本で、動物園の動物は「キリン」通貨で取引されるとか…

キリンは繁殖力が強く何処の動物園でも数が安定していてその上人気もあるから。「カバは20キリン」となり「サイは高く、300キリン」らしい。

以前は「ペリカン」だったけれど世界中の動物園に「ペリカン」が増えて価値が下がったためペリカンインフレとなってペリカンは使われなくなったと。

そういった事を説明してくれる主人公は本の編集の仕事を長くしていて「へぇ~っ!」と思う話をしてくれる。

本の中で彼女は「500キリン」だった。

価値が有ると「キリン」が多くなるわけで「あなたにとって私は○○キリン」という話になると最初の「キリン」の話からはそれていくけれど。

チョッとお手間の掛かる娘は「自分は何キリン?」か頻りに知りたがる。

「ん~ん2キリン」ってところ。
「…

今「1.3キリン」になっているのは朝の洗面所での態度かなぁ~

蕎麦やのおまけの温泉

2006-08-21 | 日記
温泉に行きたい!温泉に行きたい!とうるさい位に言っていたら家族全員で都合の良い日にちを取って出かけることが出来た(やっぱ、言わなくッちゃ駄目よね。)

義父のお墓参りも兼ねて草津温泉に行った。
「草津良いとこ一度はおいで~ェ」と子供の頃から知っていた割には行く事が無かった。群馬に実家があるのに。

一日三回も温泉三昧に過ごし帰り道に伊香保温泉経由で帰ることにした。

伊香保温泉は意外と知名度が低いのか草津や軽井沢の人ごみが嘘のようにのんびりとしていた。

狭い石畳の街並みに軒を連ねるように小さな温泉旅館が犇いていた。

石段を登っていく途中で「いかほ焼き」なるたこ焼き風の食べ物を狭い路地の縁台に腰を掛けて食べていたら、すぐ隣りが蕎麦やだと言う事が分り丁度お腹も空いて来て隣りの蕎麦屋の暖簾を潜った。

狭い階段を上って二階の座敷に着いてお蕎麦の注文をしていると
「おんせんはあとにしますか?さきにしますか?」
と聞かれ4人とも「・・・・」
お蕎麦屋で温泉?!

取り敢えず「お蕎麦を先で」と頼むと「じゃぁ、三階の座敷でゆっくりしたら?」とお店のご主人のご厚意で三階に上って見ると

伊香保の有名な石段を見渡せる絶好のロケ-ションのお座敷!!
しかも、凄くレトロ

野菜の天ぷら付きのざる蕎麦を頼んでしばしそのお座敷を見渡していると小さ目の8畳間に引き戸の窓に日よけのよしず。

急な階段を真ん中に和室が囲む配置の小さな蕎麦やは元「叶旅館」という旅館をしていた建物をそのまま使って蕎麦屋をしている。

こじんまりとはしているものの元旅館なので温泉も付いていてそれでお蕎麦を頂く前の「温泉」かお蕎麦を頂いた後の「温泉」にするか聞いてくださったのだった

頂いた後の温泉は男女半混浴と言えど兎も角「入浴中」と札を掛けてくれると貸し切り状態。

鉄分が多い茶色の温泉は幾分温めで浴槽が思いのほか深いので立ったまま入っているみたい

温泉の後は何部屋も空いているお座敷で涼みながら麦茶でも飲んで…

ゆっくりして寛いでお蕎麦屋で温泉入るのが普通の事になる暮らしってなかなか都会では味わえません。

ん~ん、参りましたね!



頭上で炸裂する花火

2006-08-17 | 日記
花火大会に行く事になって、暑いのが苦手なのに大丈夫かなぁ~

待ち合わせの場所は既に人で溢れかえり携帯はズーット圏外

浴衣姿のお姉さん達が沢山いて綺麗で可愛らしく良いですねぇ~

前半は其々の会場とも豪華出演陣によるショー(そうでもない会場もありました。)

7時半から場内の照明が消えて夜空に大きな色とりどりの打ち上げ花火が上がった。

身体に感じるほどの大きな爆音と少しずれてカラフルなデザインの大きな花火が現われる。

ずーっと首を曲げて見上げる大きさと一瞬の眩い程の明るさ、花火の熱まで感じる近さ。

馴染みの図柄に混じって滞空時間の長い上空で変化する新しいデザインもあって飽きない。協賛各社の紹介もあって、つい比較してしまう。

見事な花火が上がる度に歓声が上がる


終了時間の混雑を避けて早めに帰路に着くと…同じ考えの人が溢れていた

人波に従って歩くと噴出す汗

やっと捕まえたタクシーに乗ってエアコンの空気に触れたのが久し振りのような気がしたけれど、ホンの2時間しか屋外に居なかったのだった。

会場の近くは交通規制でかなり大回りをすることになるのだけれど、局地的な情報は疎いので仕方ない

夜空に一瞬だけの花火は夏ならではの風物詩。(あっ、冬でもやっている所あるよねぇ…ディズニーとか)




八月は鎮魂の月

2006-08-13 | 日記
お盆の前に瀬戸内にお墓参りに帰ってきた。

瀬戸内独特の白っぽい土、強い日差し、山間を縫うようなバス路線変わらずに昔のまんま。

ご先祖様が眠る我が家のお墓が並ぶ一角に山を登って辿り付いた。
石垣の一角でトカゲを見た。ピカピカのヌメリ感のある背中が懐かしかった。

じりじりと照り付ける日差しの中、お線香の束に火を付けるまでジッと佇んで根気強く蝋燭に線香を翳す。乾いた空気の中にお線香の香りが立ち上るのは昔から好きな瞬間。

お盆には先祖の霊が降りてくるので親戚のお仏壇にお線香をあげに参るのがお盆の行事の一つだった。

日中は暑いからと朝の6時過ぎからお参りに来てくれる(?!)親戚がいるので朝早くから玄関を掃除して水を撒いて…お盆は忙しい時期だった。

私達の母達の世代、その前の世代はそういったことも文句も言わず、「お盆が来る」と忙しそうに準備をしていた。

世代が変わり、世の中が変わって行き昔ほどお盆が忙しくなくなっていっている。

それでも、無事にお墓参りを終えると、こうやって来れた事に有り難いと、ご先祖様が守ってくれたお陰と感謝してまた今度来ますと明るく手を振ってお墓を後に出来た。




止まった!!困った!!

2006-08-05 | 日記
長引いた梅雨が明けたと思ったら、急に暑くなってヘトヘト…にはなっていないが、夕方になるとシュワシュワした物が美味しいなぁ~とかキリッと冷えた物が良いなぁ~とか考えて食事を作る。

以前は思わなかったけれど、シュワシュワもキリッもその時は良いのだけれど数時間後になって発汗作用を及ぼす

それが酷く辛い

そんなこんなで今朝も休日ながら早い目覚めでパンケーキ等を焼いてサラダを作り散らかった流しを片付けようとしたら…回らないディスポーザーさん。

取扱説明書を取り出してリセットの方法を試してみたが「うん」とも「すん」とも言わない。

「365日フリーダイアルでお繋ぎしております。」対応のお客様相談センターに電話をして何度も「混み合っていますので、暫くしてもう一度お掛け直しください。」も聞かずに掛け続けてやっとの事で係りの人が自宅に来るまで話が進むのに早4時間も経ってしまった。

午後になって出張してきた技術者の人は徐に使い込まれた棒を取り出してディスポーザーの中を右に左にグイグイッと押しまわし、直った

結局構造が単純で壊れ易い物では無いので何かが挟まったままだったりするだけで皆焦ってジャンジャン電話して呼んでしまう

色々注意を聞いていたらディスポしてはいけない物も有って、骨(あ~手羽先の骨なんて流れていく時に段々軽い音になっていくのが好きなのに…)とか梅干の種(えぇ~桃の種なんか砕く音も好きだったのに…)枝豆の皮や筍の皮とか。

一度回らないのを経験するとあの棒さえ近くに置いておけばもう「フリーダイヤル」しなくっても大丈夫な気がする。

お近くで止まったらグイグイッとしに行ってあげます