のりまき

ときどき日記

blast !!

2007-08-17 | 日記
炎天下陽炎が揺らめく都心に出掛けるのは勇気が要る。

待ち合わせはお昼前。お店選びの優先順位は駅から日向を歩かないで辿り着ける事!
有機野菜が自慢のお店で夏バテ防止(しなくても良いのかも知れないが、一応しておく)

最高気温を更新した日に有楽町でブラストを観ることにしていたなんて…

ブラストはマーチングバンドのエンターテイメント性を高めた管楽器、打楽器、カラーガードと呼ばれる総勢50人のキャストによるパフォーマンス。

国際フォーラムの一角は都会のオアシスのようだけど今日はやはり暑い。

開演前に「席に入る経路を覚えておくのよ!」って教えてくれるのはこの公演を既にブロードウェイで観て来て、日本公演も二度目の観覧と言う通の友達。

「休憩時間に劇場の外に出てきてパフォーマンスをしてくれるから、階段の途中を陣取れるようにパンツスタイルで来た方が良いの!」
とも教えてくれた。

会場に入ってズーっと聞こえていたパーカッションのリハーサルだと思っていたドラムの音が消えて、舞台中央にポツンと置かれたドラムに上から一筋のライトが当たるまでそこに人がいたことにも気が付かなかった。

単純な一個のドラムのリズムからボレロが始まって、特大のシンバルが音を鳴らし公演がスタートした。

前半の50分息を付かせぬ展開のうちに様々なフォーメーションと色彩を組み合わせて人間技とも思えないソリスト達の演技。

ある種唖然としながら前半が終了して、ダッシュして階段を目指し取り敢えず座る。

五人の打楽器担当がスツールとゴミ入れのを持って登場。自己紹介の時の一言は
「DONDAKE~」とか「SON NANO KANKEI NAI!」等誰が教えたのか…

後半に入っても見ている視界の外にも未だ演技をしているキャストがいて全部観きれない欲求不満が残りつつどんどんスピードの増す舞台。

管楽器のリードがチューバなのも通常では考えられない難しい技術なのだとか。

ん~次回も観に来たいな。

またまたバージョンアップして魅せてくれるんだろな。