NORIKO HIRANO ひらののりこ  

Composer, Arranger, Pianist
作・編曲家、ピアニスト
 

インド 第3話

2012-03-01 16:32:58 | 旅行
今回のインドでは初めて電車に乗った。
デリーからジャイプルは約5時間(240Rs,400円)。ジャイプルからジョードプルは約5.5時間(158Rs,260円)。
帰りのジョードプルからデリーは約12時間(252Rs,420円)。

金額がかなり安いし、往きと帰りの金額が違うのはなぜ?と思われる方も多いと思う。
普通に旅行会社を通して買うと、外国人料金で1等席になるから、たぶん倍以上する。私はヒンディー語が話せる人と一緒だったので、これができた。(←はい。偉そうなことは言えません、私。)
なんと電車料金もディスカウントできちゃうのがインドだった。(いや、本当はダメかもしれない)



チケットには列車番号、席番号がちゃんと印字されるので、それを見て自分の席を探せば良い。
とはいえ、初めての時はどこに列車番号が書いてあるのか、自分の乗る列車がホームのどのあたりに停まるのか、全くわからないので少々焦る。でも大きな駅なら30分ほど停車しているので、ゆっくり探せば大丈夫だということがわかった。インド人は急いで乗り込もうとするから焦るし、もしかしたら自分の席に勝手にインド人が座るんじゃないかと心配になるけど(←インド人に失礼ですから)、全くそんなことはなかった。車掌さんが席をチェックしに来るしね。

電車の中では外国人が珍しいのか、ものすごくジロジロ見られる。インド人は好奇心を隠さないのだ。
一瞬たじろぐけど、負けずにこちらもジロジロ見ると向こうが視線をはずすこともある。話せば普通にフレンドリー。


電車の中では弁当屋、チャイ屋、チェーン屋、おもちゃ屋などが車内販売して歩いている。中には子供の売り子もいる。それぞれに特徴的な呼び声があって、ちょっと音楽的で面白い。昔の日本みたい。今はいるのかなあ。駅のホームを歩きながら電車の窓から駅弁を売るおじさんとか。もういないかな。
そう、インドにいると懐かしい感じがするのはこういうところなのだ。ほんの少し前の日本を感じるのだ。
突拍子もない変な国とはどうしても思えない。


私が乗った2等寝台の中はこんな感じ。

 
私は3段の一番上の席だったんだけど、日本の寝台車(ってまだある?)のように上りやすい梯子はない。
かなり足を大きく広げ、近くのバーに掴まりながら上るしかない。

ちなみに帰りの電車は予約段階で席が確保できず、ウエイティングリストに乗せてもらっていた。
当日行くと席はあったにはあったのだが、2人で1つの席になった。それでも席が無いことを覚悟していたのでほっとした。それに寝台車の席は広いので、2人でも我慢できないほどではなかった。
ちなみに何人かのサドゥーたちはデッキで12時間座っていた。



結局今回は1枚しか写真を載せられなかった~。
次回からはたくさん載せます。。。



つづく。







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