ぼそぼそ降る雨。一時小止み。あさ、9時10分妻手術室声援へ。お腹空っぽにして靴下履いて病室でスタンバイ。昨夜、妻の友人から「タケノコ送った」の電話あり。お裾分けや筍を湯掻く時の部屋の窓開けなど細々と愚老に指示して手術室へ。「ほんじゃねえ」。
道中、通学途中らしき少年が濡れ落ち葉で滑ったのか自転車で転倒した。通行人が数人介助した。顔から血を出していた。「頭打ってないか」「救急車よぼか」…大丈夫らしい。愚老は妻の病院へ急ぐ。千里南公園の新緑の小道を踏んでカシャカシャ。
愚老は手術待合室で故花谷和子先生の句集「ももさくら」を読む。豊中の人。現代俳句のリーダー。日常の生活を句にし続けた恩師。学ばなくては。
お昼は、帰宅して納豆ぶっかけパスタ。家にどっさり届いた筍の皮を剥いで米一握り入れて大鍋で湯掻く。病院から電話があるまで自宅待機。
妻は胆のう・リンパ節・一部肝臓切除の腹切り手術から56日目の胃がん切除。こんどは腹切りせず腹腔鏡手術という方法。場合によっては腹切りも。8時間もかかるという。がんばれ。娘からもメール。
筍茹でまだかまだかと妻手術 昇龍子