明け方まで降り続いた雨があさ上がった。「ちょっと涼しいですね」。千里局花壇の当番日。メーンの一年草花壇は夏秋花苗の植え付けをスタンバイ中。土起こしも終わり苦土石灰を散布したあとが見える。来週火曜日にスタッフ25人が植え付け作業をする予定。リーダーのMさんが来春の花壇デザインをA3の紙に書いて見せてくれた。「イエローでホワイトでピンクで、ちょっとブルー」ですね。コラムニストのプレイディみかこさんの発想に真似て。写真は千里局のシャドウガーデンとサイドガーデンから。
中国全人代がきのう、香港国家安全法を強行した。国家安全を害する行為は処罰の対象に。「香港安全維持委員会」が設置される。権力むき出しの市民抑圧体制。香港の「一国二制度」は有名無実化する。国際社会からいっせいに抗議と批判が起こっている。お昼はきょうもパスタ・ナポリタン。即席ソースの残りとヒラタケ、インゲン豆、鶏むね肉とベーコンを使って。
畑中正一さんのちょっと古いが「現代ウィルス事情」を読む。第一次世界大戦(1914-1918)の末期に世界に大流行したスペイン風邪で戦死者(1800万人)をはるかに超える2000万~4000万人の死者を出したという。当時はなんの治療法もなく原因も突き止められなかったが、それがインフルエンザウィルスによるものだと分かったのは大戦から15年後の1933年だったという。
京都大ウィルス研究所所長だった畑中先生は、このウィルスが1919年以降姿を消し1976年に突如、ウィスコンシン州の豚と人に現れたと書いている。姿を消したり現れたりするお化けのようなウィルス。変異もするらしい。
新型コロナウィルスもその正体はどこまで解明されてるのか。世界中で感染者数が発表されているがみんな同じCOVID19なのかDNAも同じなのか。知りたいね。
射干の雨上がりよしみどり背に 昇龍子