晴れ。午前9時7℃。正月もはや5日。老妻は眼の検査。結果は2月に白内障の手術という。娘はきょうから出勤。拙老はただうろちょろ食料探し。焼酎だけ買って千里南公園へ。
公園は、カラスの集団がクスノキの黒い実を食い散らしていた。その北側のカリオンの丘で午前10時を告げる鐘が鳴った。
お昼は、讃岐の乾麺を湯がき、お節の残りと切り餅半分づつを薄揚げ各半分に包んだ2個入り「力うどん」。満腹。
能登半島地震の5日目被災状況や政府の非常災害対策本部の対応などをネット・TVでみる。人命救助と被災者救援ともに行政とボランティアの献身的な奮闘が続く。同時に被災者のニーズに追いつけない実態もリアルになりつつある。震災の教訓すべてを活かし官民挙げて地震大国日本の人命救出・救援・くらしとなりわい復興を成し遂げたい。
きのうの中之島美術館「テート美術館展ライト(光)」の余韻を反芻する(写真下4枚)。風景の中の日光の描写、月夜の明かりの表現、夜の火山の爆発光景など。近世の画家たちが挑戦したさまざまな「光」の画法の探究に刺激される(写真)。画を見つめていたのは若い諸君だった。拙老はその背後からカシャ。
カリヨンの鳴るわが千里はや五日 昇龍子
絵画にも革新の潮みる四日かな 同上