曇り。きょうは文化の日。なぜか学生下宿部屋にリンゴ箱を積んで本箱代わりにしていた頃を思い出す。新本はほとんどなく、大方は千日前の天牛や神戸元町界隈の古本屋で買った本だった。卒業後名古屋の実家に保管したが全部処分された。著作者も次々過去の人になった。古本も目に見えぬ力をもつ。時代を感じさせ、生きる元気を与えてくれる。
朝から、せんちゅうの千里図書館へリクエスト本「ポピュリズムとは何か」(J・W・ミュラー著)を受け取りに。借本がいっぺんに4冊に。2~3週間で読めるかな。順番待機者もある。秋の夜長は読書といこう。
いろいろ用事しながら、老人クラブの議事録作成、生態観察のレポート作成など。いろいろ気にかかることがあるがなるようにしかしょうがないな。ときの流れに掉さす力が弱まってきた。つくづく思う。脳もそうだが足腰を鍛錬することを意識しだした。脳は、人の名前を反芻するようにしている。駅ではエスカレーターも歩くようにした。写真は、服部緑地公園のコスモス。頑張って咲いているナ。80歳の峠に向かう文化の日の心境。
林檎箱の古書に感謝す文化の日 昇龍子