晴れ。朝、北千里の理容スーパーへ。いつもは客いっぱいの店が順番待ちせずさっと散髪してくれた。15分ほど。超早い。千里中央公園で鶯の美声を聴く。パスタを買って帰る。お昼はカルボナーラソースとベーコンエッグ・インゲン豆。
部屋に籠って「新日本語の現場」(2003年刊の新書)を読む。「乱れた日本語をなんとかしなくては」という声とともに時代の「変化だ」と肯定的にみる意見も紹介しつつ、「気になる若者言葉」と「氾濫するカタカナ語」の実態を追っている。いろいろ考えさせられる。「チョーむつかしい」など「チョー(超)」ことばの流行は1980年代の東京の女子大キャンパス起源説や静岡起源説などあるらしい。いまではわれらジジイも「超難問」と言ったりするが。
「Super」(超)は、アメリカやドイツ、フランスでも若者が好んで使うという。「Super fun」(超たのしい)とか「Super gut」(超いい)とか「Super beau」(超いい天気)とかいう風に。
カタカナ語の氾濫はパソコンや企業などからもわんさか出ている。日常語化しているので分かったふりして聞き流しているが年寄りには手が付けられない。外国人特派員も、日本人のカタカナ語の連発は「料理にやたら香辛料を振りかけてよく見せようとしているみたいで気持ちが悪い」という。経済記事などはカタカナ語だらけや。
長谷池の菖蒲の写真を眺めてちょっと頭をやすめよか。
カタカナ語の訳が分からず花菖蒲 昇龍子