雨。午前中はげしく降る。新型コロナ感染収まらず。大阪、兵庫、京都の知事はきのう(26日)揃って「緊急事態宣言」の再延長を国に要請したという。あいもかわらず行きあたりばったり。対策の自己検討はない。庶民は振り回されるだけ。どうしたらいいのかね。きのうの新規感染者、全国4,536人。死者115人。東京743人、北海道551人、愛知445人、大阪331人、沖縄302人、神奈川225人、福岡211人、広島166人、埼玉164人、兵庫140人、千葉123人。豊中9人。なんで抑え込めないのか。
ナオミ・クライン著『地球が燃えている』の続きP320まで。著者が2017年9月のイギリス労働党大会に招かれたときのスピーチやネットメディア「インターセプト」への寄稿文。「グリーン・ニューディール」の提言が内容になっている。そのなかで気候変動を引き起こしたものは何か鋭い意見が述べられている。
「80年代から90年代にかけて、新自由主義として知られる野放しの資本主義が世界に解き放たれたことが、ここ数十年に世界全体の排出量が破滅的に急増した最大の要因」と指摘したくだり。かつそれが「最大の障害だった」と。旧ソ連型「独裁的な工業社会主義」にも批判の目を向ける。それに対抗して「民主的な環境社会主義」を提唱する。共感する部分が多い。コロナ無策にも通じる問題ではないか。お昼はパスタ・トマト缶と玉ねぎ、シメジ、きぬさや炒め。
大雨の畑を漁る烏二羽 昇龍子