ノーやん日記パート2

俳句の修行2024夏「そのまんま句」

  晴れ。あさ、ふと、愚老の一日一句はいつからはじめたのやろと考える。確か千里俳句クラブに入会したころだった。俳句手帳を見ると平成14年(2002)8月入会とある。なのでもう20年ほどになる。

 過去の8月3日。どんな句を詠んだんやろ。「NHK俳句手帳」と新潮社「マイブック」から振り返る。2004年「法師蝉はや聞え来し箕面山/2011年「蝉逃がす母(ママ)に地団太踏む子ども」/2015年「水害の後の稲田の青さかな(島根にて)」/2020年「黄の群れに紅一点のカンナかな」。駄作ばかりやった。

 一日一句は修行のつもりだった。ところがどれも詩情なき典型的な「そのまんま俳句」。下手な鉄砲も数うちゃ中るが、下手な俳句はなんぼ吐いても反故の山か。情けないな。俳句は「座の文芸」というから句会に戻れば修行できるのかもしれないが、その気力はないし。「そのまんま」で行こう。

 妻はあさから洗濯。部屋の掃除は娘がくれた「お掃除ロボットさん」で。

 お昼は、パスタ・トマトソースと肉団子・インゲン豆、ゆんべのぶりの照り焼き。妻、アンパンとバナナ。

 午後。津雲台のスーパーへ買物。途中、桜の木に止まるからすが大口開けていた。郵便局前のオクラの花とカボチャの花をカシャカシャ。午後3時半36℃。

 猛暑続く木陰のからすが口開けて 昇龍子



 
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